「always 三丁目の夕日」を観ました
久々に実家でゴロゴロ。実家に帰ると、地元の新鮮なお刺身や野菜がたんまり食べれてたっぷり栄養補給して帰ってきます。で、偶然実家にDVDがあったので観たのがこの映画。まぁ、暇なので観てみるか…という感じで観たのですが、不覚にも(失礼!)結構泣けてしまいました。話は東京タワーが建設真っ最中の昭和30年代の東京下町。小さな町で楽しく哀しく明るく生きてる人々の人情物語。まぁ、正直ストーリーはありがちな感じなのですが、笑いや泣かせどころのツボをはずさない感じで、見ていて安心という感じです。で、意外と良かった(これも失礼!)のが、鈴木オートの社長役を演じる堤真一とその妻役の薬師丸ひろ子。堤真一の場合は、へぇ~、こんな気っ風のいい親父役ができるんだぁ、と感心。薬師丸ひろ子は、何気な~い感じなんだけど、ちょっとサザエさんのフネさんみたいな、渡る世間は鬼ばかりの故山岡久乃さんみたいな存在で、いい感じの演技でした。あと、タバコ屋のばあさん役のもたいまさこや、氷屋のピエール滝、医者役の(個人的に大ファン)三浦友和などなど結構いい味を出してる人もいるのですが、なんとなく、出演者全体が、この時代への郷愁や憧れを共有して熱心に演じ過ぎてる気がしてちょっとうざったかったというか…。なので堤&薬師丸の普通の感じが良かったのかも。(いかん、また辛口になってしまった)ちなみに私の周りでこの映画を賞賛していたのは50代後半以上の人が多かったなぁ。そうだろうな、って感じでした。