わたしのBL日記

和泉桂さんの『☆夜ごと蜜は滴りて☆』聴きました
イラスト　　　　『円陣闇丸』
【キャスト】
清澗寺和貴：野島健児
深沢直巳：小西克幸
清澗寺道貴：福山 潤
清澗寺冬貴：神谷浩史
伏見義康：遊佐浩二
浅野 要：風間勇刀
清澗寺鞠子：増田ゆき


【あらすじ】二つの顔を持つ男・深沢×気位の高い御曹司・和貴――
没落しつつある旧家・清澗寺家。
その次男の和貴は、美貌と奔放な振る舞いとで醜聞を流していた。
そんな中、同僚の深沢と親しくなった和貴は、彼の清廉で温和な人柄に惹かれていく。
だが、深沢を誘惑した和貴を待ち受けていたのは、もう一つの顔を持つ深沢の仕掛けた淫靡な罠だった・・・・
快楽を求めて蕩ける躰に被虐の悦びを教え込まれ、甘美な欲望に囚われる――。


清澗寺家シリーズ第２弾の『夜ごと蜜は滴りて』です
これは・・・・・濃い～って言うもんじゃぁない！なんと言っていいやら

キャストが、小西×野島さんだったので、イメージとして内容がこんなに色んな意味で、濃いとは思っていませんでした




最初のお話の出だしが、シリーズ第１弾の２枚目の出だしと一緒なんですよ！
幼い頃、兄・国貴と今回の主人公・次男の和貴の２人が、父・冬貴と伏見の情事？を目撃してしまい

兄弟でこうも感じ方が違うんですね
兄は家の為にと、強くあり続けようと幼子心に思ったのに対して、純粋な和貴は心をゆがませてしまい・・・・・・

 

ここでどうして？シリーズ第１弾で、兄に和貴が反抗するのか、分かったような気がしました（う～ん、淋しさの裏返し…みたいな）




舞台は大正時代、没落華族に調教もの？でしょうか
私的にも、今だから楽しめた１枚だったと（２枚組みですが）思いますが、いろんな意味でとっても内容の濃い作品でした


とにかく、深沢役・小西さんと和貴役・野島さん！凄いもう～満腹です



目的があって深沢に仕掛ける和貴なんですが、仕掛けられていたのは和貴だったとは屈折してます～歪んでます（愛情表現が）

でも・・・・・「愛しているから、あなたを辱めるのです」だって

＊このお話は心も結ばれて終っているんですが、その続編のお話があるようですね！お昼から押入れの掃除をしよう