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カテゴリ:小娘、張り切る
天気の良い休日ということで、阿蘇のミルク牧場に遊びに行った。
着いたらまず、持参の弁当を食べて、娘リクエストのハムスターとのふれあい広場へ向かう。 ふれあい広場には、大型犬が10頭近くいて、思い思いの場所で寝そべっていた。どの犬もとても良く躾けられていて、子供たちに撫で回されても怒ったりせず、ゆったり(我慢強く?)昼寝を貪っている。 娘も小娘も、嬉しげに犬たちを撫でていたが、娘は直ぐにハムスターに触りたいと騒ぎ出した。が、折悪しく、ハムスターたちは休憩中。あと40分は待たないといけないようだ。 「わたし、おうちにかえりたいの!」 騒ぎ始める娘を、余所に連れて行って誤魔化そうとするのだが、ここで予想外の展開が。 小娘が、犬たちから離れようとしないのだ。 ある犬の傍にしゃがみこみ、腹を撫で回すと、すぐに立ち上がり、また違う犬の傍に寄って行く。またしゃがみこんで腹を撫で回すと、さらにまた違う犬の傍に寄って行く・・・。エンドレス。 とにかく、次から次へとお犬様巡り。一巡すると、また最初から。もう、何かに憑かれたかのように、ひたすら回り続けるのである。途中、何度も止めようとしたのだが、全く彼女の耳には届いていない。 そのうち、何やら足取りまで怪しくなってきた。ある時はステップを踏むように、ある時は千鳥足。またあるときは、膝を伸ばして壊れたロボットのような足取りで、犬から犬へと渡り歩く小娘。係のお姉さんも笑っているぞ~。 そして私はといえば、小娘の足がお犬様の尻尾なんか踏まないように、後からお供して歩いていた訳だ。犬しか見えていない小娘は、邪魔な小学生なんかがいると、手で押し退けて割り込んでいくから、そのフォローにも気が抜けない。 ええ、ひたすら、40分ほど(涙)。 その間、娘は完全に飽きてしまって、ダンナに抱っこされてベンチに座っている。後から聞いたところに拠ると、「おうちかえる」を連発していたようだ。 小娘のお犬様巡礼の旅が40分程続いた頃、ようやくハムスターの休憩が終わった。 また次の犬に向かおうとしていた小娘を、ほいせっと抱き上げ、ハムスターとのふれあいコーナーに連れ込む。小娘は暴れて巡礼を続けることを主張したが、ハムスターを抱っこできると教えると、大人しく娘と並んでベンチに座ってくれた。 ベンチには、あっという間に子供たちが溢れている。これは、順番が来るまでちょっと待つかも。おうちに帰りたい娘と、お犬様が気になる小娘が、それを待つことができるかな~。 と危惧していたが、ハムスターを渡してくれる係のお姉さんは、わざわざ私たちを探してくれて、2番目ぐらいでハムスターを娘たちに抱っこさせてくれた。 ああ、このお姉さんは、先ほど小娘を微笑みと共に見守ってくれていたお姉さんだ。きっと、ずっと待っていたから優先してくれたんだろう(待っていたのは娘だけだが)。 さて、しばらくハムスターを抱っこした後、ハムスターはお姉さんにお返しして、ふれあい広場は撤収・・・・しようと思ったら、やっぱり小娘はまたお犬さま巡りに戻ろうとする。キリがないので、強制的に手を洗わせて、横抱きにて撤収~~~~~!! その後、しばらく遊具で遊んだ後、ソフトクリームを食べてウインナーを食べて、2時過ぎには帰宅の途に着いた。 2人ともがソフトクリームとウインナーをひとつずつ間食したのにも驚いたが、それ以上に小娘がアレほどまでに犬好きだったことにも驚いた。 ・・・・途中から、挙動が怪しかったしね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年03月16日 23時44分37秒
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