ぐうたら日記

昨日のこと。
幼稚園も終業式で午前中で終わりだったのだが、私の仕事はそうも行かず、娘と小娘は１８時まで延長保育を頼んでいた。
時間になってお迎えに行くと、
「今日は小娘ちゃん、お昼の後にちょっと吐いちゃったんですよ。熱を測ったら７．３度あったんですけど、元気で遊んでるし、本人に聞いたら『ねつない』って言うんで・・・」
・・・・・そうなんですか？と聞いていると、小娘、胸を張り、自分のおでこに手を当てて、
「ま、ねつ、なぁい！」
と言い放った。
おでこに手を当ててみると、確かにちょっと熱い気がする。
が、その手を払いのけた小娘に、
「ま、ねつ、ないの！！！」
と叱られてしまった。
まぁその後も元気で走り回っていたし、熱もそう高くもなさそうだった（本人が熱がないと言い張って測らせてくれなかったので、正確な体温は不明）ので、あんまり気にはしていなかった。

で、本日。
本当は娘たちの幼稚園の休みに合わせて私も仕事を休むつもりでいたのだが、今日明日、急にどうしてもしなくてはならない仕事が発生してしまい、休むわけには行かなくなってしまった。
しょうがない。娘と小娘も連れて職場に行く。こういうとき、自営業は確かに助かるのだが、娘たちに大人しくしてもらわなくちゃならないのが大変なので、本当は嫌なんだよねぇ。
まぁ、今日・明日はしょうがない。娘たちには悪いのだが、我慢してもらうしかない。
午前中は何とかやり過ごす。
さて持参した弁当で昼食・・・・・・小娘、嘔吐。
慌てて仕事を片付けて、娘と小娘を連れて小児科へ。

嘔吐下痢だってさー。
小児科で体温を測ってもらうと、８．６度。
あれま、熱も随分ありますねー、と小児科医。それを聞いた小娘は、でこに手を当てて叫んだ。
「ま、ねつ、ないの！」
・・・・・いや、あるって。
「ま、ねつ、ないから！！ねつは、ねぇね！！！」
ぴしっ。
一緒に診察室に着いて来ていた姉を指差し、小娘はそう言い放った。
・・・・・・・・・・・それは先週の話でしょ。

娘は少しでも体調が悪いと、「これで幼稚園が休める！（＝給食を食べなくて良い）」と大喜びで、自分の体調の悪さを大げさに主張する人なのだが、どうやら小娘は自分が病人であることを認めたくない人であるようだ。彼女が病人だ、という意味の会話をすると、すかさず「ま、ねつ、ない！」と怒り出すのだ。
・・・・中間はないのか。正直に自分の体調を申告してくれる、というスタンスは、うちの娘たちには期待できないのか（涙）。

ちなみに、「ま」というのは小娘の一人称。
おそらく、英語の「my」が語源。幼稚園で習ったんだろうけども。
ダンナが、「ま、じゃなくて、わたし、でしょ？」と直させると、その後はしばらく「わたし」と「ま」が混在するようになるのだが、しばらくすると、「ま」が優勢になっている。
言葉が遅めで、２歳半までは「ママ」「パパ」も怪しかった小娘。２歳半を過ぎてからようやく喋り始めたなぁ、と思ったら、微妙に英語が混ざっている・・・。
・・・・英語よりも、日本語を先に覚えて欲しかったなぁ・・・（涙涙）。