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カテゴリ:読書
夢のなか 【内容情報】(「BOOK」データベースより) あんな男のどこがいい。悪しざまにそう言っては皆、別れさせようとする。でも、私には違った。あの人はたしかに優しかった…。忘れられない人がいる。断ち切れぬ思いがある。嫁き遅れた縹緻よしにも隠居暮らしの慶次郎にも。ここでしか味わえない江戸の匂いと人情の艶。 【目次】(「BOOK」データベースより) 師走/水光る/ふたり/夢のなか/帚木/棚から盗人/入聟/可愛い女 「読み出したらやめられない」と帯にも書いてある「慶次郎縁側日記シリーズ」の文庫版最新刊が出ました。 最近は根岸の寮番として慶次郎と一緒に暮らしているじいさんの佐七が図々しくなってきた態度を、読みながらこれだから年を取ってくると・・と思ってしまいます。 師走、入聟、夢のなかはそんなにイライラしませんが、水光る、棚から盗人、可愛い女は登場人物の考え方や行動にイライラしてしまいます(笑)。「いるいる、こういう人!」という感じです。 特に「棚から盗人」の安次は現代社会にたくさんいそうな空気の読めない勘違い男です。 まあ、イライラしながらも先を知りたくなってしまう物語の運び方がさすが北原先生!ということなんですが・・ 私としては、もう少し晃之助とか皐月に活躍して欲しいなと思います。それから弥五も好きなので、活躍して貰って幸せになって欲しいですね。 蝮の吉次は登場したばかりのころは嫌なオヤジだと思っていましたが、この頃は北原先生にも愛されているせいなのか、読んでいても私の感に障らなくなってきました。かえって活躍すると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年10月13日 22時03分58秒
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