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カテゴリ:読書
六月六日生まれの天使 【内容情報】(「BOOK」データベースより) ふと目覚めると、私は記憶を失っていた。同じベッドには、ゴムの仮面を破った全裸の男が眠っている…。ここはどこ?この男は誰?扉を開けると、意外にも外は雪。そして初老のサンタクロースが、私に手招きをしている!記憶喪失の女と謎の男の奇妙な同居生活、その果ての衝撃!傑作ミステリー長篇。 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 愛川晶(アイカワアキラ) 1957年、福島県生まれ。筑波大学卒業。94年『化身』で第5回鮎川哲也賞を受賞し、作家としてデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 「読み終えたあと、必ずもう一回読みたくなります。」 というコピーのとおりでした。記憶喪失の男女の物語というと「レベル7」が思い浮かぶのですが、両方とも記憶を失った状態でベットで目覚めるところからスタートします。「私」は一人で自分探しをしなければならないので、「六月六日の天使」の方が進展が遅く感じますが、半分を過ぎたあたりから盛り上がってきてページをどんどんめくっていました。 関室冬樹という青年のその後が知りたいですね~なかなか魅力的だと思います。 久しぶりに「レベル7」を読み返してみたくなりました。 本書は、主人公(語り部)が女性ですが、あっちは男性でした。読後のすっきり感は「レベル7」に軍配かなあ。 レベル7新装版 【内容情報】(「BOOK」データベースより) “レベル7まで行ったら戻れない”。謎の言葉を残して消えた女子高生と、腕に「Level7」の文字を持ち、すべての記憶を失って目覚めた男女。少女を捜すカウンセラーの追跡行と、男女の自分探しが交錯するとき、かつてない凶悪事件の闇が暴かれる。 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 宮部みゆき(ミヤベミユキ) 1960年、東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」で「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、89年には『魔術はささやく』で「日本推理サスペンス大賞」を受賞。同年、『パーフェクト・ブルー』で単行本デビューした。ミステリから時代小説まで、物語性の高い作品世界で、幅広い層に愛される国民作家。1992年『龍は眠る』第45回日本推理作家協会賞。『本所深川ふしぎ草紙』第13回吉川英治文学新人賞。1993年『火車』第6回山本周五郎賞。1997年『蒲生邸事件』第18回日本SF大賞。1998年『理由』第120回直木賞、第17回日本冒険小説協会大賞国内部門大賞。2001年『模倣犯』第55回毎日出版文化賞特別賞。2002年『模倣犯』第5回司馬遼太郎賞、第52回芸術選奨文部科学大臣賞。2007年『名もなき毒』第41回吉川英治文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月11日 22時51分14秒
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