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飯島あきら

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2010年07月24日
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カテゴリ:読書

孤宿の人(上巻)


孤宿の人(下巻)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
北は瀬戸内海に面し、南は山々に囲まれた讃岐国・丸海藩。江戸から金比羅代参に連れ出された九歳のほうは、この地に捨て子同然置き去りにされた。幸いにも、藩医を勤める井上家に引き取られるが、今度はほうの面倒を見てくれた井上家の琴江が毒殺されてしまう。折しも、流罪となった幕府要人・加賀殿が丸海藩へ入領しようとしていた。やがて領内では、不審な毒死や謎めいた凶事が相次いだ。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
宮部みゆき(ミヤベミユキ)
1960(昭和35)年、東京生れ。’87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’89(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。’93年『火車』で山本周五郎賞を受賞。’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。’99年には『理由』で直木賞を受賞。’01年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞。’02年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

宮部さんは現代よりも江戸時代を舞台にした方がいいのかなと思える作品でした。ゲームが好きだからなのか子供を描くのが上手です。今までの時代小説は深川が舞台でしたが、今回は讃岐の国・丸海藩。鳥居耀蔵が預けられた丸亀藩をモデルにしているそうですが、鳥居耀蔵といえば遠山金四郎のライバルのイメージが強くて、加賀様とはちょっと違うかな・・

登場人物一人一人の生き様が丁寧に書かれていて、読んでいて疲れることはなかったです。最近の宮部さんの話は長くて途中で疲れちゃうことが多かったんですが、これは大丈夫でした。ほうが幸せになって欲しいと思います。





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最終更新日  2010年07月24日 22時31分59秒
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