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飯島あきら

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2010年07月24日
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カテゴリ:読書

東京島

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
清子は、暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。三十一人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、たったひとりの女には違いない。求められ争われ、清子は女王の悦びに震える─。東京島と名づけられた小宇宙に産み落とされた、新たな創世紀。谷崎潤一郎賞受賞作。

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
桐野夏生(キリノナツオ)
1951(昭和26)年、金沢市生れ。成蹊大学卒。’93(平成5)年、『顔に降りかかる雨』で、江戸川乱歩賞を受賞する。’97年に発表した『OUT』は社会現象を巻き起こし、同年、日本推理作家協会賞を受賞。’99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、’04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、’05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞を受賞した。’08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、’09年『女神記』で紫式部文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

映画にもなっていますが、木村多恵さんだと若すぎる気がします。寺島しのぶさんとかでどうかなあ(彼女の方が若いですが貫禄があってると思うんですよ)。

「アナタハンの女王事件」というのは聞いたことがあったんですが、これを小説化したのが桐野さんと聞いて「やっぱりなあ」という感想です。アナタハン方も映画になっているようです。問題の女性の顔は十人並みです。男性が奪い合うというのは特別な状況だったからだろうなと思います。→アナタハン事件

日本に帰ってきてからは、あんまり幸せではなかったかも・・
自分の身にそんなことが起きたらどうするかな。島を逃げ出す勇気はないような気もしますが、清子のようにチャンスがあれば逃げ出すかも。

20年後の第5章が唐突ですが楽しめました。何処かにあるのかも「東京島」・・





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最終更新日  2010年07月24日 23時31分17秒
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