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カテゴリ:読書
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 最愛の叔母が急逝した。映画雑誌の編集者である朝美は、遺品整理で訪れた叔母の部屋で古びた日記帳を見つける。そこには80年代、高校生だった叔母の青春が描かれていた。読み進めていくうちに、朝美は叔母のある男の子への想いを知る。独身を貫き、「恋ならしている」そう言い続けた叔母の生涯を懸けた恋とは。涙なしには読めない、感動の純愛ミステリー。 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 五十嵐貴久(イガラシタカヒサ) 1961年東京都生まれ。2001年「リカ」で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞し、デビュー。警察小説から時代小説、青春小説まで、幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 書店で平積みされていて、何気なく手に取りました。五十嵐貴久さんの作品を読んだのは初めてですが、続きが気になってしまって一気に読んでしまいました。おかげで夜が明けていました・・ 内容は現代と27年前の恋愛物語です。と言ってもミステリーなのでどちらにも謎があるのですが、その謎もリンクしていて、読み終わった後でほっとするような感じです。 途中で結末がわかってしまったんですが、それでもおもしろさは損なわれなかったです。 主人公朝美の叔母さんである吉野冬子さんが格好いい。 主人公より冬子さんの物語であるSPARKLE、永遠のFULL MOON、潮騒の方が良かったです。朝美よりも冬子さんの年齢に近いからかなあ。 読み終わった後で、もう一人の主人公とも言える藤代篤志の気持ちを知りたくて、もう一度読み直してしまいました。泣けます。 かなりお薦めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月22日 22時51分15秒
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