杉山さんの長男の航希君の大学編入学が決まりました。国立大阪大学です。大したもんだと思います。小学校の入学式当日、小学校までの途中で

『学校なんて行ったって意味はない！』

と、ランドセルを放りだしたという。今日検診に杉山さんと一緒に行ってランチしてきた。まぁほとんど漫才に近い会話だったなぁ。。。

『まぁ確かに、学校なんて行って何になるんだ？と言われると、それもそうだな…と思うな～。』と私が言ったら、

『いや、そうじゃなくて、協調性とか、そういうのも必要じゃないですか？駄目ですよ学校へ行かなきゃ。』と。

『そうかな？？？家で勉強すりゃ良いじゃんね。学校なんて嫌いな教科もやんなきゃなんないし、公立の中学校なんて授業はのろいし、効率悪いと思うけどね。。。』と私。

『駄目ですよ。協調性を身につけなくちゃ。』と彼女。
『そうかなぁ？？？俺はこれで５８年生きて来ちゃったけど。。。』と私。

お金なんて、空にどう考えても持っていけない。親父殿が言っていた言葉の中に、
『芳範、子供らに金を惜しむな。』というのがある。
親父殿のいう通りだと思う。金なんていくらあっても持っていられない。
子供にかけるのが一番のお金の使い道だなと、自分は思っています。

自分は大学は数学科だった。教授たちの多くは『大学に来なくてもいいですよ。家でやった方が良い人はそれで構いません。テストでちゃんと合格点が取れれば単位は出します。逆に毎日講義を熱心に聞いてくれても合格点に達しなければ単位は出せません。』出席は一切関係なし。得点だけの世界だったので自分には合っていた。まぁ小学校～高校なんてあんまり好きじゃなかったな、私も。毎日行かなきゃならないしなぁ。

航希君の高専受験の時も、今回の大学編入学試験もまぁ合格するだろうな・・・と思っていた。彼が落ちたら受かる人なんていないんじゃね？と思えるほど頭が切れる。杉山さんが口うるさく勉強しろと言った気配はなかった。中学校は万年１番、高専でも直近の試験でクラス１番。口うるさく言う必要がなかったのかも知れない。

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