カテゴリ:おすすめの本
ある日の夕ご飯の席のことだった。 「ばあちゃん、この2、3日ご飯ばかりでおかずがないね」 俺がそう言うと、ばあちゃんはアハハハハハハ・・・と 笑いながら、 「明日は、ご飯もないよ」 と答えた。 俺とばあちゃんは、顔を見合わせて、また大笑いした。 いまから、40年ほど前の話である。 「がばいばあちゃん」プロローグより。 漫才コンビ「B&B」の島田洋七、本名:徳永昭広。 昭広は、広島に生まれ、8歳の時に佐賀の田舎の祖母に 預けられます。 戦後7人の子供を抱え生き抜いた母方の祖母。 このすごい祖母(がばいばあちゃん)との佐賀での 貧乏生活を小学、中学時代をともにします。 貧乏ではあるが、とてつもなく元気で、明るいがばいばあちゃん。 笑いと、寂しさ、せつなさが心を揺さぶります。 久々に、笑ったり、涙が溢れたりの素敵な本でした。 幸せは、お金が決めるものじゃない。 自分自身の、心のあり方で決まるんだ。 著者:島田洋七 「佐賀のがばいばあちゃん」参照 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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