カテゴリ:塩で健康に
昨年の暮れのこと。 仕事の帰り道にちょっと立ち寄った店でした。 駅に向かっていました。 店頭のワゴンの中に岩塩の詰め替えパックが陳列されています。 家の岩塩が切れていたのを思い出しました。 お店に立ち寄ってみると、 そこにはいろんな岩塩ランプやキャンドルも売っていました。 それが縁で、昨年末から塩に凝り始めたのです。 そして、まず買った本が 「塩」は体を温め、免疫力をあげる! おもいっきりテレビでおなじみの 医学博士・イシハラクリニック院長 石原 結寛 先生の本でした。 地球上のすべての生命の「もと」は海の中で生まれました。 30億年前に海で生まれた単細胞の原紙生命が、徐々に進化し陸に はい上がった時に、体内に「海水」=「血液」をたずさえて来たと いいます。 こうして考えると「塩」が、健康や生命維持に役立つことはあっても、 有害であるはずがないといわれます。 「塩」は高血圧や脳卒中の原因になる、というのは間違いで、 むしろいろんな病気の予防や健康増進に役立つという研究論文が 出て来ているといいます。 「塩分摂取の多い人ほど、心臓病や脳卒中等の病気による死亡率が低い という結果が明らかにされてきています。 塩は、体を温めて、免疫力を強化し、心臓の筋肉や四肢の筋肉の収縮力や 神経伝達にかかわり、血液やリンパ液などの体内の浸透圧を一定に保つ。 というように、健康の維持、増進には不可欠の栄養素だといいます。 とくに近年、低体温化することにより、ガン、アレルギー、 膠原病(こんげんびょう)、高脂血症、糖尿病などの文明病に悩んで いる日本人にとっては、体を温める作用のある塩は「最高の治療薬」 になる可能性すらあるといわれます。 漢方医学では、次の様な考え方が2000年以上前から存在しているといいます。 塩、味噌、醤油、明太子、チリメンジャコ、佃煮、漬物などの塩分のきいた、 体温を温める陽性食品をしっかり食べると、健康が増進し、病気が回復。 冷え性で体温が低く、アレルギー、胃腸障害、胃腸病、貧血、自律神経失調症、 うつ病、リウマチを始め、種々の痛みの病気などの、陰性の病気に かかっている人には効果的。 現代の医学や栄養学は塩を健康の敵とばかり、目の敵にしています。 石原先生自身、塩辛、明太子、チリメンジャコ、塩ジャケなど、塩分の強い 食物が大好物だそうです。 58歳の今日まで何一つ持病もなく、1年365日、朝から晩まで馬車馬のごとく 働いていますが、すっこぶる健康です。と言っています。 無理に塩分を制限すると体温が下がり、種々の病気が出現するそうです。 体温が下がると、体のエネルギー源である糖分の燃焼が悪くなって、 糖分が血液中に残り、「糖尿病」に発症。 また、うつ病は「心の風邪」と言われ、体温が低い午前中は特に酷いそうです。 ゼンソクは漢方で言う「冷え」と水分(過剰摂取)から来る病気です。 塩分を制限しても血圧が下がらない人は、塩分摂取の量とは全く関係のない 高血圧だそうです。 そいう人はむしろ塩分をしっかり摂った方が血圧が下がるといいます。 塩分をしっかり摂れば体が温まり、血管も拡張して血流が良くなるから です。 「摂りたいだけ、塩分のきいた食べ物を摂ってもいいのですが、 ただし、体内に余分な水分と塩分をためないように、入浴やサウナ、 ウォーキングなどで汗をかいたり、余分な塩分を体外へ追いだす作用のある カリウムを含むリンゴを、毎日1個は食べるように推奨。 ここ40年間の「塩分は悪い」とう減塩運動のためにむしろ高血圧、糖尿病、 痛風が増加。病気の増加の背景には「減塩運動」による日本人の低体温化が 大きく関与しているといいます。 体温が1度下がると代謝が約12%、免疫力が30%も低下。体温が下がると 同じものを食べていても太りやすくなるし、あらゆる病気にかかりやすくなると いうことです。 ガン細胞は35.0度が一番増殖し、39.3度以上になると死滅するとされています。 この低温化こそ、ガンをはじめ、高脂血症、糖尿病、痛風、血栓症をはじめとする アレルギー性疾患や自己免疫病などの元凶といえるのです。 最近、「にがり」や「自然塩」の健康効果が脚光を浴びて来ているのは、 人体に必要なミネラル分がすべて含んでいるからです。 自然塩のミネラルの効果が明らかにされ、自然指向もたかまり、「自然塩の」 が「健康塩」としてクローズアップされてきています。 体を温めて、免疫力を強化する塩。健康の維持、増進のための塩を 是非とも摂り入れていきたいですね。 自然塩のその他の効果も多々あり、ダイエット、冷え性、美肌づくりにも 関与しているといいます。自然塩を入浴に取り入れ、半身浴ならより効果的。 塩の温め効果による血流促進と塩が皮下に沈着している水分、老廃物、脂肪 などを吸い出し排泄する作用による効果だそうです。 こんないいことずくめの「塩」です。 自然塩をどんどん取り入れて、美しく、健康で元気に、いきたいですね。 これがバルーンの「自然塩」との出会いでした。 参照:「塩」は体を温め、免疫力をあげる! 医学博士・イシハラクリニック院長 石原 結寛 著書 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 2, 2012 05:48:03 PM
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