☆★★★魚+かんきつ類でカルシウムの吸収を高めて【ガン予防】
○カルシウムを多く摂っている人は、そうでない人に比べて、大腸がんに40%もなりにくいと言います。 (40,000人の女性に過去約8年の追跡調査より)カルシウムをとると、体脂肪を減らし、ガンになりにくくし、そして、カルシウムはマクロファジーを働かせます。マクロファジーとは、ガンなどの悪い細胞が来たときに、判断して、いろんな免疫細胞に情報を送ります。カルシウムがないと、マクロファジーは働きません。さらに、大腸ガンになった人は、カルシウムと魚類に多いビタミンDの摂取量が、少なかった。 (10年間の調査・米国ハーバード大学)ビタミンDはガンの細胞が増殖するのを防ぐと言います。さらに、カルシウムが細胞に沈着するのを防ぎます。カルシウムとビタミンDの組合せはすごくいいんですね。魚類のカルシウムの吸収を高めるには、「魚類+かんきつ類」番組おすすめ料理は、シシャモの煮付け、ワカサギの天ぷら。スダチ、カボス、ユズ、レモンなどをお魚にかけて食べます。かんきつ類をお魚にかけて食べると、カルシウムの吸収率を38倍に高めると言います。かんきつ類は皮も使ったほうが、ヘスペリジンというフラボノイドが含まれていて、これもカルシウムの吸収を高めます。今回は、ガンの予防効果を高めるカルシウムレシピーでした。シシャモの煮付けにかんきつ類をかけると、シシャモ3匹で1日のカルシウムの摂取量をカバーするんですね。カルシウムを上手に摂ってガン予防。栄養は、毎日バランスよく食事から。バランスのとれた食事と適度の運動で、ストレスを溜めないように。そして、毎日、健康で、元気に。生活習慣病予防改善は、毎日の食材から。みなさまの毎日にいっぱい、いっぱい、いいことがありますように。 講師 東医食事研究会会長 薬学博士 田村 哲彦先生 2007年 1月24日 おもいッきりテレビ参照