ウメが満開です。花が開ききる直前、８分咲きくらいのときが一番好きです。でも今年は、ちょうどグループ展の時期が重なっちゃってて、梅まつりの会場まで見に行けません。終わったあと（来週）だともう遅そう…。そのぶん、桜も早く咲きそうだから、桜の花見に行きたいです。



怪作展は今年で10回目。年に一度、一週間の開催です。だからまだまだ知らないで通りすがりに入ってくれる人も多いです。昨日も、おばさまが一人、「怪作展ってすごい名前ねぇ。どんな展覧会か想像つかなかった」と言って見ていってくれました。名前負けしない“怪しい”作品をもっと作らねばね。…え？

そういえば、以前、反省会で「最近は怪しさが足りない」って意見が出てました。…やっぱり足りないのか。

今回は、ポップス、クラシック（ピアノ）の音楽作品、プロカメラマンによる映像作品が出ています。卵パックを使ったライト（あかり）、等身大（以上？）の彫像、生け花、写真、広告ポスター（デザイン）、陶器、彫金、絵画など、ほんとうにいろんなジャンルの作品が集まりました。高校生が見に来てくれましたが、とても楽しんでいってくれたようです。

「ソライアオ」というバンドでライブ活動をしているKくんの曲はとっても聞きやすくて好きです。試聴サイト発見しました。怪作展の作品をネットで鑑賞できますよ。３曲聴けます。怪作展の会場では全部で９曲聴けます。Kくん、全国ツアーであちこち回るみたいです。詳細は「ソライアオ」のサイトを見てみてください。地元ではかなり人気らしいです。FMおだわらで月曜7時から自分の番組も持ってるらしいです。

怪作展にずっと参加している美術講師のS先生いわく、「Kくん、あんなんで一時間もしゃべれるのかしらねぇ」…。いや、私も聞いたことないんで知りません。っていうか、うち、FMおだわら入らないです。なんて言っていたら、ネットで聞けるそうです。こんど聞いてみよっと。

プロカメラマンとして活躍するKくん（バンドのKくんとイニシャル同じだ）は、今は世界中を飛び回っていて、「今年すでに４回くらい冬」とかって言ってました。暑いところはひたすら暑く、寒いところはひたすら寒く。雪の中をずぼずぼ埋まりながら機材を担いで運んで撮影に参加するらしいです。

カメラマンのKくんは高校生の頃から知っていて、カメラマンとして活躍するまでに紆余曲折あったのを知っているので関わった作品のリストや、会場で流れている映像を見ると感慨深いものがあります。好きな道でご飯が食べられる人って少ないですよ。すごいなぁ。

そんなわけで、怪作展は作品も面白いんですが、メンバーの幅が年々広くなっていくので、その人たちの話を聞くのが一番の楽しみです。そういえばあの仕事はどうなったの？　もうちょっとこういうことやったら面白いんじゃない？　いやいや、いまの仕事は続けたほうが…。　就職活動するの？　などなど、根掘り葉掘り聞いちゃいます。いいの、おばちゃんだから。うるさくても聞いちゃうのだ。わはは。

しかし、あれですね。今の若い子は、私の知らないことを普通に知ってたりするから（特にネット、デジタル関係）、変に知ったかぶりすると墓穴掘ります。常に謙虚にという姿勢も学ばせていただいています。私が10年かかって習得したものを、数年で身につけている…。物心ついたときには携帯電話があったって世代なのかな。恐るべし10代。私なんて、ダイヤル式の黒電話を知ってるぞ。って言っても自慢にもならない…。

第10回 怪作展 2009年2月5日（木）～11日（水・祝） 11：00～19：00（最終日は17：00まで） EPOホール（小田原エポ ５階）