起きたら真っ白。今シーズン初めての積雪です。寒い～。夜間外来で点滴したり、大騒ぎした割にはけろっと元気になってしまい申し訳ないくらいだったのですが、まだ弱ってるはずなので、この寒さでまた風邪でも引いてしまうんじゃないかと心配になってしまいました。まぁ、自分のことなので、自分で気をつけるしかないんですけども。部屋をあったかくしてゴロゴロしています。



いま、我が家の冷蔵庫にはヨーグルトが大量に入っています。…昨日、鍼灸院に行った帰りに父とお買い物。といっても、チワワの小太郎を車に置き去りにできないので、別々に欲しいものを買いに行きました。先に行った父に、「なに買ってきたの？」と聞くと、お昼ご飯用のアジフライなどと共に、ヨーグルトも買ってきたよ、と意気揚々。自分で食べたかったようです。

でもね、お父さん。その、まったく同じヨーグルトが、うちの冷蔵庫に入ってるの、知ってる？

小さいのが４つ繋がったやつ。まだ何も食べてない４つセットになったのがひとつと、ぱきぱきっと分割してまだ食べてないひとつ。全部で５つあるんだよ。

さらに４つ繋がったセットをまた買ってしまったので、全部で９コだよ…。しかも、大きなパックのプレーンヨーグルトも入ってるの、知ってる？　まぁ、いいんだけどさ。

そもそも、なぜそんなにたくさんのヨーグルトが冷蔵庫に入っているのかといえば、“母の愛”なのでした。

私がお腹が痛くなって点滴した次の朝、母が買い物に行くというので「プリンなら食べられそうだから買ってきて～」とお願いしました。以前、ウィルス性胃腸炎になったときに、食欲がないながらもプリンは食べられたので。

買い物から帰って来た母。「プリン買ってきたよ」「ありがとう」「ヨーグルトも買ってきたよ」「…」。お腹がピーピー、ゴロゴロしているときに、ヨーグルト食べたらますますひどくなりそうだと思うのは、私だけですか？　しかし、せっかく買ってきてくれたものだから、無理してでも食べてあげるのが娘の愛なのか…。0.5秒ほど考えて、「ヨーグルトは食べられないよ～」。やっぱり、無理してまた体調が悪くなるほうがまずいでしょう…。

母いわく「ヨーグルトなら食べられると思って」。いや、風邪引いてるときとかならともかく、お腹壊してるときにヨーグルトって…。乳製品って…。ま、プリンも、乳製品の一種かもしれないんですけどね。プリンは以前も大丈夫だったのです。

しかも、母、大きなプレーンヨーグルトと、小さいのが４つセットになったやつ、両方買ってきたのでした。ものが食べられない娘に、せめてヨーグルトで栄養を取らせてやろうという親心は大変ありがたいのですけども。お母さん、冷たいヨーグルトは怖くて食べられませんっ。

そんな母娘のやりとりを知って知らずか（いや確実に知らなかったと思うけど）、父までもがヨーグルトを買ってしまうという事態。私も、お腹が万全になったら食べますけどもね。それまでは父に消費してもらうしかありません。お父さん、頑張って食べてね。

私はといえば、湯豆腐なら食べられそうだと思い、豆腐購入。お粥にも飽きてきたのでむしパンも。自分で食べられそうな物を選んで買うのが一番確実ですね。

ところで、昨日の夜、ご近所の方のお通夜から帰って来た父が「あのおじいちゃん（亡くなった方）はウィルス性胃腸炎だったらしいよ」と言うので「ほら、ウィルス性胃腸炎は老人とか体力がない人は死んじゃうことだってあるんだよ。だから救急車呼んだほうがいいときだってあるんだよ」と言ったら、父が…しまった…という顔をしてました。

私が「いざとなったら救急車を呼んで」と言う度に「救急車はなるべく使わないほうがいいんだ」と強硬に言う父。なるべく使わないほうがいいけど、救急のときに使わなくていつ使うのよ。しかし、父にとってはウィルス性胃腸炎は救急ではないみたいで、いつも、「絶対に救急車は呼ばない」って顔に書いてあるのです。苦しんでるのは私なのに～。そこに愛はあるの～！？

愛はあるんですけどね。両親の愛と、私の愛、ちょっとずれてるのでした。ずれ具合もまた愛のうちです。しょうがないです。

ウィルス性胃腸炎だと最終的にはどういう死因になるのかと思って、あとで父にもう少し詳しく聞いてみたら、「ウィルス性ナントカって言ってたけど胃腸炎かどうかわからない」だって。いいかげんだなぁ。どっちにしろ、数日前まで元気だったおじいちゃんがウィルス性ナントカで亡くなってしまったってことなので、ウィルスは怖いってことですね。

先日もご近所のおじいさんが肺炎で亡くなりました。その方も亡くなる数日前までゴミ出ししたりしていて、普通に生活されていました。若い健康な人なら亡くならないような病気で、高齢者はコロッと亡くなってしまったりします。体力や免疫力が普通より低い私みたいな病人も人ごとじゃありません。ちょっとした風邪や下痢が重症化しちゃうのです。気をつけねば～。