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テーマ:生き方上手(688)
カテゴリ:癌(がん)・抗がん剤
ホスピスに入院中だった叔母が昨日亡くなりました。まだ60代半ば。闘病生活が長かったので周囲も冷静に受け止めていて、今は悲しみよりもほっとした気持ちのほうが大きいです。でも葬儀が終わって一段落したら寂しさが募るのだろうな。
一番近くに住んでいる親類で、小さい頃から可愛がってもらっていたので亡くなったことはショックではあるのですけども、ずっと病気の治療経過を見てきているので、今は、痛みから開放されてよかったね、という気持ちです。今日、叔母の顔を見てきたら、とても穏やかな死に顔だったので安心しました。 一週間くらい前にホスピスに入院して、3日後に危篤との連絡。母がかけつけてそれからさらに3日くらいずっと危篤状態。ホスピスのスタッフはたくさんの人たちを診ているだろうから亡くなるまでの予測はかなり正確だと思うんだけど、叔母は一度血圧が下がってもまた持ち直して、ということを繰り返していたらしくて、「こんな人は初めて」と言われたらしいです。 ずっと病院に泊まり込んでいた母たちも疲れたと思います。しかし、その分、親戚が順番にお見舞いに来て、おいやめいたちにも会えて、意識朦朧としながらも全員を識別してたみたいです。亡くなった日は日曜日でしたが、日曜日にしか来られない親類が来てくれて、それを待っていたかのように亡くなりました。 ホスピスの個室はソファベッドもあり家族が泊まれるようになっています。別室にソファもあって、叔父たちはそこで寝たらしいです。タオルケットも貸してくれたそう。食事も、頼めば食堂で家族の分も作ってくれたりするらしく、普通の病院とは違って、見守る家族のことも考えてくれているところがいいです。 亡くなるときも、病院スタッフは付き添わずに家族だけ。心電図など付けていないので、いつ亡くなったかよくわからなくて何度か看護師さんを呼んでしまったと母が言っていましたが、家族だけで看取ってそのあとゆっくりお別れができるような環境らしいです。うちの家族は亡くなったらすぐ知らせなきゃいけないと思っていたらしいですけども、亡くなったあともしばらくは家族だけで静かにお別れしたいという人たちもいるだろうから、そういう配慮はホスピスならではかなと思います。 ずっとお風呂に入りたいと言っていた叔母。亡くなったあと、お風呂に入れてもらってお気に入りの服を着せてもらってきれいにお化粧もしてもらいました。普通の病院だったらそこまでしてくれないだろうと思うと、やっぱり最後だけでもホスピスに入れてよかったと思いました。 私はほとんど家で待機状態でしたが、母が病院に詰めていたり、先の予定が見えなかったりでちょっとお疲れ気味。この先も葬儀などでバタバタしそうです。体調崩さないように気をつけねば。 それにしても、祖母の葬儀とか、いとこの結婚式とか、イベントのときに顔がパンパン。叔母の葬儀も薬の多いときに当たって、こういう時にしか会わない親戚は私のパンパンの顔しか知らないわけだわ。叔母さん、私の病気も一緒に持ってってくれないかなぁ。…祖母の葬儀のときにもそんなお願いしたような…。 チワワの小太郎もお留守番が多くなります。今日も留守番してたけど、ずっと寝てたみたい。小太郎の休日だと思えば、たまには留守番もいいかもしれないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 1, 2011 05:44:50 PM
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