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テーマ:大好き!デジカメ!(1765)
カテゴリ:カメラ・写真術
昨日のテーブルフォトの話で思いだしたんですが、美大予備校時代に、よく見ていたのが、アーヴィング・ペンというファッション写真家の写真集。ファッション雑誌に載っている化粧品の広告写真なんかを撮っていた人です。ローバート・メイプルソープとかマン・レイとかもよく見てました。
↓なんて検索してたら、ロバート・メイプルソープ、映画になるんですねぇ ■『127時間』ジェームズ・フランコが、写真家ロバート・メイプルソープを演じることに!(シネマトゥデイ) あの頃は、ファッション雑誌のおしゃれな写真見てセンスを磨けって言われて、わけもわからず「マリクレール」とか「ヴォーグ」とかの輸入版の雑誌を買ったりしてたもんです。描いていたのが人物とか静物だったので、化粧品や花の写真なんかは、わりと直接的に参考になったりもしました。 「三つ子の魂百まで」って言いますけども、美大に入ってからよりも、予備校時代の体験のほうが、いまだにずっとベースに残っていて、創作活動に影響を与えています。 日本の写真家だと、荒木経惟さん、植田正治さんが好きです。 荒木さんはいわずとしれたアラーキー。ヌードと奥さんとネコと花。メイプルソープもそうだけど、ヌードと花っていうのは、なにか共通点があるのかなぁ。そこに官能があるのだな。 植田正治さんは、2000年に亡くなっているのですが、福山雅治さんの写真の師匠。植田さんに写真を教わったなんて羨ましいです。いや、福山さんに写真を教えるというのも羨ましいのですが、、、。 そんなわけで、私の中の、「おしゃれな写真」というのは一昔前のファッション写真が基準(アラーキーはちょっと違うけども…)。しかし、今は、写真撮る技術がなくても、パソコン上でちょいちょいと加工すると、なんとなくそれっぽい写真になってしまいます。嬉しいやら寂しいやら。 フィルムで撮って、暗室で現像っていうのもいいけれど、パソコンで加工もまた味なモノです。手軽にいろいろ試せます。思えば、写真というもの自体も昔は絵画に替わる最新技術で、マン・レイみたいに実験的な作品をたくさん残した人もいたわけで、その時代に合った最新技術を駆使して作品を作っていくことが、写真の醍醐味なのかもしれないです。
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最終更新日
Jan 19, 2012 02:21:33 PM
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