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カテゴリ:美容・健康
鍼灸院で、イモと糖質制限ダイエットの話から、いろんな状況で血糖値を計ってみると面白いという話になり、血糖値測定器を物色してみました。しかし、血糖値っていうだけに、プチッと血液を出さないといけないのでなんか痛そう…。
要するに、イモをやめて体重が減ったということは、食後の血糖値が上がりやすい体質なんじゃないか(→糖質制限ダイエットが効く)という話。血糖値が乱高下するのはあんまりよくないらしいです。なので、食後に血糖値が上がらないようにすることはいろんな意味でよいみたいです。 それには異論はないのですが、やっぱり今、巷で流行っている「糖質制限ダイエット」はどうも別のリスクが高そうなのであんまりやる気にはなりません。一時期流行った「低インスリンダイエット」は、食後の血糖値を上げないようにするという意味では同じなのですが、GI値の低い食品(食後に血糖値を上げにくい食品)を選んで食べる、というもので、ご飯の代わりにパスタを食べるとか、栄養のバランス的にはそれほど変わりがないような感じでした。 糖質制限ダイエットだと、ご飯などの炭水化物を抜いて、その代わりに肉などのたんぱく質で空腹を満たす、という感じで栄養バランスが大きく変わります。それっていいのかなぁ。。。インスリンが分泌しないとタンパク質を食べても脂肪にならないという理屈らしいのだけども、脂肪にならなきゃいっぱい食べてもいいのかっていうとちょっと疑問。 糖質制限ダイエットは、糖尿病の治療のために開発されたものらしいので、それが合っている人や、必要な人はいると思いますけども、自己判断でやるのは危険な気がします。 糖質制限すると、すごく効果があるらしいのですが、それって逆に怖いです。 「低GI食品に余りこだわると、米飯、食パン、麺類やイモ類といった炭水化物である主食を極端に減らす結果となり、ブドウ糖の代わりに脂肪が主なエネルギー源として利用されることになります。/脂肪が主に分解されると減量できることは確かですが、これは飢餓状態における「痩せ」であって、いわゆる「断食療法」と同様に長期間行うのは危険です。」(低インスリンダイエットの考え方と問題点/すずき先生のブログ) 「低インスリンダイエットは栄養バランスをわざと崩して減量しようという、少しトリッキーなダイエットです。/炭水化物をエネルギー比5%ぐらいにするとインスリンが不足するので、仮想的な『飢餓』あるいは『糖尿病』のようなエネルギー代謝に持ち込めるのです。」(低インスリンダイエット入門/All About プレ糖尿病・糖尿病予備軍) というような記事もあり、あんまり極端に、徹底的にやってしまうのはかえって身体に悪そうです。長期的に行った場合のリスクもまだよく分かっていないんじゃないかな。 しかし、私みたいに、イモ食べ過ぎて体重が増えたとか、原因が分かってる場合はイモを減らす、ついでにちょっとだけご飯類も減らしてみて血糖値がどうなってるか調べてみる、食後に運動したらどうなるのかも調べてみる、って感じで、体重や血糖値の動きを見ながら自分に合った食事内容や生活習慣を探ってゆく、というのはありかもしれません。 ↓参考記事 ■糖尿病の“常識”が変わる(クローズアップ現代) ■糖質制限食とアトキンス式ダイエット(低インスリンダイエット)(ドクター江部の糖尿病徒然日記) ■低インスリンダイエット入門(All About プレ糖尿病・糖尿病予備軍) ■低インスリンダイエットの考え方と問題点(すずき先生のブログ) ■糖質制限まとめサイト 私の場合は、たぶん、基本的に食べ過ぎ(食べる量が適正量より多い)で、栄養バランス的にも糖質が多いと思うので、まずは余分に食べている炭水化物や甘い物を減らしてカロリーを適性にしてみるのがいいんじゃないかと(自分ではわかっているのだけどできない…)。その上で、短期的に糖質制限して体重を減らすことを考えてみたらいいのではないかと。(というか、そもそも持病があって服薬している関係で太っているという事情もあるので自己流で激しいダイエットは危険) 玄米食もマクロビも、はまりすぎちゃうと宗教になっちゃうけども、糖質制限もちょっと似た側面があるかも。ゆるく、いいかげんにやるくらいがちょうどいい気がします。 ↓この記事、すごく納得、共感。 ■糖質制限食の意外な落とし穴?~AGEの危険性(心を浄化して幸せになる方法) 「小食であれば、高タンパク・高脂質の食事でも大丈夫だとは思いますが、糖質を食べない代わりに、肉を食べまくって満腹になるという食事には、かなり問題があると思うのです。」で、その理由も具体的に書いてあります。腸相が悪くなるそうです。
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最終更新日
Jan 16, 2013 09:45:46 PM
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