カテゴリ:日々の生活
明日で終了という野見山暁治展を見てきた。 ブリジストン美術館には初めて行ったのだが こじんまりして良い感じだった。 今年90歳になるという彼の作品は、大きく力強い作品ばかりだった。 私が知っていた作品は、印象的に赤い色が使われていたので 赤を多く使う人なのかと思っていたら 黒や青のほうが多かった。 小さめの部屋が次々とつながっている、 という美術館の構成のせいか、一回り見てももう一度見たくなり 何度も振り返ってしまう。 エネルギーにあふれた作品であるが、 描きながら、本人のエネルギーが枯渇していくことは きっとないんじゃないか、彼自身も描きながら自分のエネルギーを もう一度貯めていきそうな、そういう作品に思えたのだった。 もちろん、そうでない作品もあるのだろうけれど。 彼は、ある程度作風が安定してくると、それを壊そうとする、 と解説されていた。 そんなエネルギーを持ちたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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