|
カテゴリ:その他
労働安全衛生管理者のセミナーで、玉掛け作業という言葉が出てきましたが何の こと? クレーンなどで荷物をつりあげる作業の事だそうです。 なんでこれを玉掛けというのか、その語源って? *HPいろいろ参照。 ◆1 装身具などに使われた勾玉(まがたま)というものがありますが丸い穴のあいた石 の先が鉤型(かぎがた)に曲がっているもので、この形がフックに似ているところ から言われる説で「玉掛け」とは、フックに掛ける作業のこと。 ◆2 玉掛け用ワイヤーロープの端末にアイが作られてこのアイの部分が丸い形をしてい るところから玉と考えられ「玉掛け」とはフックにアイ(玉)を掛ける作業のこと。 ◆3 昔は大切なもの、貴重なもの、宝もの等を玉と呼ばれていたらしくこの宝もの(玉) を瓶(かめ)等に入れ、綱(ロープ)で吊して動物(ラクダや馬等)で運んだとこ ろから「玉掛け」とは、荷物に玉掛け用具を掛ける作業のこと。 ◆4 「弾」(たま)すなわち鉄砲や大砲の弾丸です。これは危険きわまりない代物で、 慎重に扱わないといけませんから「玉掛け」とは危険をともなう作業なので慎重に 行わなければいけない作業のこと。 ◆5 丸いもの、すなわち球形のもの(玉)を吊るときの玉掛けは非常に難しい、複雑な 形状のもの、重心のかたよったもの、貴重品など「玉掛け」とは難しい作業のこと。 ん~! 真相は明らかではありませんが、昭和22年に公布された労働安全規則に玉掛けとい う用語が記載されているので、それ以前から使用されていたことは間違いないよう です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他] カテゴリの最新記事
|