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カテゴリ:環境(エコツーリズム)
神様の乗る馬が絵馬に
絵馬の起源は、平安時代の頃にまでさかのぼる。当時の神社には『神馬』と呼ばれる「神様の乗る馬」がどの神社にもいたようです。 古くは神様に祈願するときに馬を奉納していたが、高価であること、神社仏閣での世話が大変だったこともあり、その代わりとして板に馬の絵を書いて奉納したことが絵馬の始まりです。 「2007年の絵馬」 元々は馬の絵が描かれた絵馬も、時の流れとともに、干支をはじめ、神社仏閣ごとに祈願内容を絵にした特色のあるものが作られるようになりました。 「京都清水寺所蔵角倉船図絵馬や白山媛神社所蔵の船絵馬などをはじめ、著名な画家によって描かれた絵馬など重要文化財などにも数多く指定されています」 絵馬の奉納の仕方には決まったルールはないようですが、一般的には願い事と氏名を書いて奉納し、願い事がかなった後にも報告として絵馬を奉納します。 奉納された絵馬は絵馬殿などに掛けられ、年末に神職の手によって焼納されます。 「新しく絵馬殿に掛けられた2007年の願い事」 絵馬を奉納しただけで願い事がかなうものではなく、何事も努力をすることが大切、絵馬はその手助けになるもので、その頑張りを神様が見ていてくれるということなのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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