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カテゴリ:環境(エコツーリズム)
飯山観音 長谷寺〔神奈川の景勝50選〕 坂東三十三ケ所の第六番札所であり、真言宗の古寺。境内にある銅鐸、観音堂及び堂内にある厨子は指定文化財。観音堂は江戸時代再建されたもの。その内陣にある本尊を納めた厨子は、室町後期のものといわれている。縁結びの寺としても名高く、桜の名所としても知られたくさんの人で賑わいます。 飯山観音堂(長谷寺) 本堂天井に下げられた燈籠 ISO感度を下げたまま忘れていました。他の本堂内の画像は手振れで使い物になりません。 仁王門 子供頃に見た、あの怖い顔をした仁王様ではなく、ここにあったのは少しやさしい仁王様のように。 六地蔵 六地蔵ってな~に? 皆さん、お盆にはお墓参り行かれましたか?そこのお寺の入り口又は墓地霊園の入り口にお地蔵さんが6体並んでいるのを見たことはないでしょうか。よく見てみると、数珠を持っていたり、杖を持っていたりと一体々少しずつ形が違っているのに気がつくと思います。六地蔵は文字のとおり6体並んでいるお地蔵様の事です。では何故6体なのでしょうか。この六地蔵は、仏教の「六道信仰」からきたもので、これは、すべての生き物が生前におこなった行為により六つの世界(道)に行き着くという考えによるものです。その六つの世界とは地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道をいいます。なんだか怖そうですが、ここで登場するのがお地蔵様です。6体のお地蔵様にはそれぞれがこの六つの世界で迷い苦しむ亡者を救済し、浄土に送り届けてくれると言われています。俗に言う「地獄に仏」とはまさにこのお地蔵様の事なのです。お寺などの入り口にあるのは、生者と亡者の世界の境界に立ってあの世に旅立つ人への安らぎ・救いの手を差し延べるとともに、死者が迷って帰ってこないように見てくれているといわれています。また故人に持たせる「六文銭」やお供えものの「六つ団子」などもこの信仰からきたものだと言われています。 今度お墓参りをする機会があったら、そんなお地蔵様に感謝の気持ちを込めて手を合わせてみて下さい。お地蔵様も喜んでくれると思いますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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