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カテゴリ:雑記
今日の審査に学ぶ!
2日間に渡るISOの審査もようやく終了。準備に追われてきましたがようやく平常に戻れそうです。 準備に追われると言うことは、普段しっかりやっていないと言うことかも知れません<反省> 希薄になったISOを何とか立て直そうと、今回は、非常に厳しい審査員を審査機関に要請! 希薄になってきた、ISOを初心に帰って建て直そうと思った覚悟です。 <<審査員>> 管理責任者の○○さん。今回の審査は優しくやるか、厳しくやるかどうしますか? <<私>> 厳しくお願いします。特にここは・・・。 正直、わが社のISO、一度はいらないとも思ったことも! 管理責任者である私の責任でもあると思うが・・・。 <審査員>一部門が終わると、この程度でいいですかと訪ねられる・・。 余り厳しくやると、次回から指名がかからなくなるからなぁー。 <私>いや、もっと厳しくしていただいて結構です。 立て直すまで、継続し、引き受けてもらわないと困るので心配しないでくださいと。 その意を感じとっていただけたのか、だだ厳しいだけでなく時には優しく審査を進めてくれました。 ここはね・・・だから・・これではダメだろう! ここはいいね! 審査員は権威を誇示することもなく、東北弁のまじりで楽しい審査だったように思います。 ISOは時として自分を護る道具でもある。その記録はたとえメモでも必ず証拠になる。これほど強いものはありません。 いつだれが指示をしたのかしっかり記録しましょう。 ISOって難しいことは何も要求していません。80%はだれもが常識で判断できること。 一般の審査員は、どうしても経営者には甘く、社員には厳しくなってしまいます。その結果、社員には敬遠され、経営にはISOの意図とは違った悪い習慣が根付いてしまいます。 経営トップに問題有りと見たのか、厳しくISOの要求事項を説いていました。 最近の偽装問題、すべてが経営者の問題ですね! 経営者がしっかり理解しないと、ISOも凶器になってしまいます。 経営が厳しく規範を示してこそ、品質マネジメントシステムが正しく機能します。 儲かる会社にするには、先ずは経営者が率先することからだと私は思うのですが・・。本に書いてあることを唱えるだけでは、社員は動きません。今は、PDCAの(P)もないようにも思えます! 今回、審査機関から審査員の研修を兼ねた同席の要請がありました。問題や課題が多く散見し、きっといい見本になったことでしょう。 え~それ!それは悪い見本では?でもこれが研修のお役に立てたのであれば、社会貢献ですね!研修生も、そう言っていましたで<笑い> 本日の結果 :「改善指摘事項」(是正処置計画書)提出1件 *30日以内に是正計画を提出、場合のよっては取り消し もあります。 その他「改善の機会」多数あり 内部監査員による監査でも、この点は、指摘しており、我が社の内部監査も十分機能しているようで、ホットしました。 管理者にとっては問題、課題の案がいっぱいあって、なくて思案するよりもありがたいことだと感謝します。 その分、儲かるんです。 問題や課題が本当になくなったら会社の成長はありません。 管理職の存在自体が無駄になってしまいます。ISOにお金を払っていく価値が無くなってしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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