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カテゴリ:雑記
車で走っていると、季節はずれの時期に凧揚げをする人達がいます。
初めは子供かなと思いながら近づいてみると、既にリタイヤした世代の立派な大人達でした。この凧は「アブ凧」と呼ばれる伊勢原の名産品。 これは自作した物だそうです。 失礼とは思いながら『大人が凧揚げして何が楽しいのですか?』 と質問。 返答)凧を揚げていると童心に戻ったようで楽しい。いつまでも童心になって遊んでいたいと・・。この時間がたまらなくいいんだとか・・。 もちろん作る事も楽しく、染料(色)も昔から使われる材料を使用した本格的なものだそうです。 横幅1.2メートルほどの大型のアブ凧。 アブダコ2 posted by (C)sanpo アブが羽を広げた姿に似ている和凧。無病息災・家内安全の縁起物とされています。 アブダコ1 posted by (C)sanpo ここで最新ニュース。毎年春にお伝えしている「伊勢原市渋田川の芝桜まつり」が、20(?)周年を迎え、そのイベントととして、なんと100のアブ凧を一斉に揚げる予定だと・・教えて頂きました。 製作者自身より聞いた話なので間違い無いと思いますが、伊勢原の伝統文化の復活ですね。来年が楽しみです。 アブ凧 アブダコ3 posted by (C)sanpo 角ダコ、この日揚げていたのは6尺ほどの凧。もっと大きなものもあるそうです。 タコ1 posted by (C)sanpo 揚がったところ 大型の凧になると、1人では危険だそうです。 タコ2 posted by (C)sanpo 風がもう少しあると、ブンブン音を出し、それがたまらないそうです。 まるで子供のように目を輝せながら、語っていました。 タコ3 posted by (C)sanpo 普通は親子で凧揚げというと、子供はせいぜい小学生を想像しますが、子供といっても40代の大人。いつまでもこうして一緒にいられる親子の関係っていいものですねー。 もっと大型の凧も持っているそうですが、1人では危険で息子さんも手伝いに来るんだとか。 タコ4 posted by (C)sanpo この日一番の長老が操るのは、カラス凧です。カラスが仲間と間違え集まってきました。 カラスタコ posted by (C)sanpo この凧揚げを趣味にしている人は他にも沢山いるようで、凧専用の小屋まであります。メンバーの中には自宅に凧専用の小屋を持っている人もいるようです。 今日は人が少ないようですが、いつも季節を問わずこうしてメンバーが集まってくるのだとか。 車の中にも沢山の凧を積んでいます。凧の談議で話が弾みます。 通りすがりの私ですが、お茶までご馳走になりありがとうございました。 帰りは、また来てね!っと。 タコ談義 posted by (C)sanpo 歌舞伎絵や武者絵などの絵は、仲間の専門家にお願いするそうです。 酒好きで毎晩酒ばかり飲んでいるんだけど、この絵を描く数週間の間は酒も飲まずに真剣だそうです(余談)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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