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カテゴリ:春のおでかけ
鎌倉にも春が! 舞殿 鶴岡八幡宮の仁大門を入ると舞殿の広場があます。舞殿は、本宮への石段の前に建ち、入母屋造りの建物。ここは、かって舞いの名手で、源義経の愛人であった、静御前の悲しい逸話が残っています。吉野山で捕らえられた静御前は、源頼朝に舞を命ぜられ「吉野山みねのしら雪踏み分けていりにし人のあとぞ悲しき」と義経を慕う歌を詠み舞った。これが頼朝の怒りをかい、義経の子と、自らの命を失う悲劇が生まれることに。 今、その舞殿では結婚式が行われます。その衣装は、吉野山みねのしら雪のように純白に輝いて。 八幡宮の舞殿の後ろに、正面に高く幅広い石段があります。その中段の脇に、樹齢千年といわれる大銀杏があり、建保7年(1219)1月27日、夜に三代将軍・実朝がこの階段を下りて来た時に、頼家の子・公暁に父の仇といって、ここで殺害されます。実朝は28歳、公暁は19歳。 そんな悲劇は時代とともに忘れ去られ、今は鎌倉一の観光名所に! 多くの観光客に祝福され、幸せいっぱい。もう鎌倉も春ですねー。 桜の咲く頃、円覚寺や建長寺などでも、こんな風景が見られるようになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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