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カテゴリ:春のおでかけ
車検のため、車を整備工場に預けに行った帰りの散歩道。 家から整備工場に行く途中に、大田道灌の墓苑があります。 道灌と言えば「山吹の逸話」でよく知られていますが、その墓苑の 山吹の花が咲き始めました。 道灌は鷹狩りの途中雨に降られ、雨具を借りに立ち寄った家の乙女が、 蓑の代わりに差し出した山吹の花の意味が分からず、自ら恥じて学問 に志した逸話はあまりにも有名です。 関東に生まれ、関東に育った武将の中で、都の文人にも劣らぬ文化人 であり、又、江戸の築城当たっては、都市計画の先覚者でもあった 道灌の非業の死をいたんで、花が咲いても実とならぬ山吹の花を選ん で、道灌への思慕の思いを託したものであろうか? 『みやび男の子の道灌様は、花も実もあるあずま武士』 と・・土地の人が歌った道灌追慕の唄です。 大田道灌の墓苑の山吹の花「4月3日」。 江戸の築城で有名な大田道灌は、主君上杉定正に『道灌に謀叛心あり』 と疑われ、定正の粕谷館に招かれ、刺客によって暗殺されました。 この墓はその時、上杉家の攻撃を一手引き受けて討ち死にした道灌の7名 の家臣の墓で、「七人塚」と伝えられています。 この塚は、上粕屋神社の境内の中に7つ並んでいましたが、明治の末に 開墾するとき1つ残された伴頭のものといわれ、今でも「七人塚」と 呼ばれています。 七人塚(頭は破損し修復されて) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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