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カテゴリ:環境(エコツーリズム)
聖峯「ひじりみね」
神奈川県伊勢原市 元旦の記事で聖峯について省略しましたので、記録を兼ねて改めて紹介します。 栗原の西方に群立する山々の中央に、お椀を伏せたような山が聖峯です。標高375メートル。 聖峯の名は古い伝説の中から生まれました。 天平の頃、紀伊国、高野山のふもと天野郷に、阿字の長者と呼ばれる賢女がいた。一夜一人の旅僧が夢枕に立ち、「私は世の中を救おうとする大願を持っているが、しばらく長者の胎を借りたい。」と言うと長者の中へ入ってしまった。やがて長者には立派な男の子が誕生し、長者は不思議な夢にちなみその子に「救世若」と言う名を付けた。 「救世若」は比叡山に登り、円仁慈覚大師について修行をつみ当地来たのは貞観のはじめ頃(895年年頃)であった。「救世若」は人々から「天野の聖」又は「子の聖」と呼ばれ当峯を拝んで不動尊をまつり、また、自らの練行の場としたので、聖峯の名が起きたと伝えられています。 「救世若」は非常に長寿であったことや、足腰の病の神として人々にまつられています。 『うもれ記』より なんだか国会議員の「野田聖子」さんの物語のようです・・・。 聖峯から観た関東平野。日が昇る前のトワイライトが幻想的。三脚が使用できれば夜景も綺麗に撮れたかも。 いよいよ2011年の幕開けです。初日の出を拝む大勢の人から歓喜の声が湧きあがる! 日の出は、江の島付近から現れる。昨年は湘南海岸の初日の出を拝みに行きましたが、厳しい寒波。 2010年波乱の幕開けを予想するような初日の出でした。 2011年の初日の出は穏やかな表情で現れました。きっと11年(いい年)になることでしょう。 暗いニュースばかりの2010年でしたが、2011年は明るい希望の年にしたいものですね。 日の出の右下に江の島が見えます。 日の出前の聖峯不動尊。お堂の真正面から初日の出が昇ります。 後日、聖峯をふもとから撮ってみました。山の中央上部付近に聖峰不動尊があります。 確か、秋に聖峯不動尊のお祭りがあったように記憶しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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