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カテゴリ:食べ物
伊豆スカイの道路料金の上限が200円、西湘パイパス(無料)、箱根新道(無料)。 終点の伊豆天城峠までなんと200円で行くことが出来ます。 伊豆スカイラインだけで40数キロ(片道約一時間)。 伊豆なら何か春らしいものがあるだろうと期待し、数十年振りに伊豆スカイイラインを走りました。 だが、途中にレストハウスが2ヶ所あるだけで、他にな~んにもありませんでした。 (スカイラインを下ればあるのですが) 昔は伊豆方面によく出かけましたが、最近はすっかり足が遠のいて。 この日は気温が高いためか、霞がかかって景色も見えません。 諦め、終点の天城峠で折り返し戻る。 丁度12時。せっかくここまで来たので何か食べていくかと峠の茶屋に立ち寄る。 一応コンパクトカメラを持って・・・。 峠の茶屋の、のれんが出ているので入ろうとしたが、店舗は⇒こちらですと書いた案内板。 ここは以前に使用されていた店舗で現在は使われていないらしい。 一番奥の藁葺の母屋がそうらしい。やや不安・・帰ろうかとも思った。 お店についたが?どこから入るのか入口がわからない(画像は帰りに撮ったもの)。あれあれ? 迷っていると、お客さんがそこが入口だよと教えてくれた。 頭上に注意の張り紙があり、入るときは難なくクリア。 だが、店舗を出るとき後ろ向きに写しながら出てきたので、もろに頭をぶっつけてしまった。 入り口の高さは、150センチくらい。幸い木が古くそんなに痛くはなかった 一歩中に入ると広~い土間。 土間から上がると、2メートル四方の大きな囲炉裏の部屋があります。 ここで食べてもよかったようだが、囲炉裏の火が煙かったので、奥にある大広間に移動。 室内は、囲炉裏の煙で真っ黒け。 私が注文したのは、「とろろ汁丼」。普通なら麦ご飯と「とろろ」は別に出てくるが、これは初めからご飯に「とろろ汁」がかかっているもの。 カミさんはあたたかい「とろろ蕎麦」。手打ちそばに「とろろ汁」がたっぷり。 国産の丸大豆にこだわった自家製味噌と自家製手作り蒟蒻の味噌おでん。不揃いな蒟蒻。 車が2台駐車しているだけで、お店に入るまで不安だったが、間もなくすると次々にお客がやってくる!!平日だと言うのに、あっという間に満席。 外観からは想像できない人気のお店らしい。 峠の茶屋のはこちら。 さて、味の方だが、天然の自然薯にこだわっていると自慢するだけあって、とろろ汁が実にうまい。 子供の頃の食べ物と言えば、サツマイモ、カボチャ、サトイモ、自然薯ばかり。特に自然薯は食べると口の周りがかゆくなり、以降「ととろろ」は嫌いな食べものの一つになったのだ。 カボチャ、サツマイモは嫌いではないが、一生分食べつくしたので、飽きてもう食べたくない。 給食に出された、脱脂粉乳と同じくらい〈笑い〉 以来とろろを口にすることは無かったが、社員旅行の途中に立ち寄った東海道五十三次、二十一番目の宿場の鞠子宿(丸子宿)の「丁字屋」。 ここで食べた「とろろ汁」は子供の頃に食べた「とろろ」と違い、それまでの「とろろ」アレルギーは一変! こんなに美味しいものを、なんで今まで・・・と。 丸子宿「丁字屋」の歴史についてはこちら しかし、子供の頃に食べた「とろろ」は、すりおろして醤油をかけただけのもので、当然、この「とろろ汁」の味とは一味も、二味も違う。 その「とろろ汁」を久し振りにここで味わい大満足。丸子宿にも劣らない味でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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