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2014.04.13
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カテゴリ:未分類
カワセミを撮りに「厳島湿生公園」に行ってきました。

デジ一で野鳥を撮るには、かなり高倍率(大砲ような)レンズが必要になる。

そこで、コンデジの高倍率ズームならいけるかなぁと、20倍ズームで挑戦。
更に、デジタルズームが+40倍で最大60倍。

カワセミが2回ほどやってきて木にとまったのだが、背面液晶で探すのはとても無理。

画面で探している間に、カワセミは逃げてしまった。


カワセミの代わりに撮ってきたのはコサギ。さすがに飛び立つシーンをとるのは無理でした。
DSCF3623.jpg

さて、目的を失い公園の案内板に、米倉寺「飛騨の甚五郎が彫ったとされる「阿吽の二竜」と言うのが近くにあるらしいので訪ねてみた。

正面の門をくぐると立派な寺、本堂の左右にも渡り廊下でつながれた寺の造りの建物が並び、参道左右には、開花まじかの牡丹の花がたくさん。

由緒を見ると、1500年頃に米倉一族のために建立された寺。
(米倉一族については割愛)
DSCF3649.jpg

この寺には「飛騨の甚五郎が彫ったとされる「阿吽の二竜」が、本堂の中の柱に巻き付いたように、一対の竜の彫り物がある。
更に「かながわむかしばなし50選」に「水を呑みに出た龍」と言う伝説もあるらしい。



左甚五郎とは「ウィキペディアより」
左 甚五郎(ひだり じんごろう、ひだの じんごろう)は江戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人。落語や講談、松竹新喜劇で有名であり、左甚五郎作と伝えられる作品も各地にある。講談では地元の大工に腕の良さを妬まれて右腕を切り落とされたため、また、左利きであったために左という姓を名乗ったという説もある。

日光東照宮の眠り猫をはじめ、甚五郎作といわれる彫り物は全国各地に100ヶ所近くある。しかし、その製作年間は安土桃山時代~江戸時代後期まで300年にも及び、出身地もさまざまであるので、左甚五郎とは一人ではなく各地で腕をふるった工匠たちの代名詞としても使われたようである。

そうだよね~。弘法大師と一緒かも・・・。



以下は、かながわのむかしばなし50選より引用


「水を呑みに出た龍」

左甚五郎が彫ったという「阿(あ)の竜」「吽(うん)の竜」がある。

二頭の竜は、太い丸柱をのぼるようにからみついているが、からだはバラバラにきりはなされている。

それでも竜は、生きているように、阿の竜は口をくわっとひらき、吽の竜はくやしそうに歯をくいしばって目をらんらんと光らせ、今にも飛びかかってきそうである。


むかし、寺のちかくに一人のばさまが住んでおった。

ばさまは寺の竜をおそれて、寺参りにいってもそこそこに帰ってくるのだった。

ある年の夏だった。

米倉寺から葛川にかけての田や畑が、なにものかに荒らされることがあった。

「おれたちが汗水たらして作った稲や野菜畑を荒らすなんてとんでもねえ」

「それも、いつも決まったところだ。寺から葛川までのあいだにある田や畑だ。いったいだれのしわざだ」

村では、竹槍を持った元気のいい若者を立たせて見張っていたが、なんとしてもつかまえることができなかった。

でも、野荒らしは続いていた。

それも、作物をぬすんでいくのではない。

作物をなぎたおしていくのだ。

その後が一筋の道のようになって残っていた。

「まるで大蛇の通ったあとのようじゃ。

それに二つの道ができている」。


村人は、なぎたおされた稲をおこしていた。

雨がいく日もふらないと、野荒らしははげしくなった。

ある夜のこと、ばさまが、里へいって葛川ぞいに帰ってくると、川の中で水しぶきをあげて泳いでいるものがいる。

「こんな夜にいったいだれだろう。村の若い衆かな」

ばさまは、木のかげにかくれてうかがっていた。

川の中には、火の玉のように光るものが四つ動いている。

しばらくすると、何か黒い大きなものが水しぶきをあげて川から上がり、からだをうねらせて畑の方へ向っていった。

「あっ!りゅ、竜じゃ。米倉寺の竜じゃっ!」

ばさまがさけんだとき、黒雲がとつぜんまき起こり月をかくし、

あたりをやみにしたかと思うと、濁流がうなって流れてきた。

ばさまは、命からがら家へ帰ったが、つぎの日は、昨夜のことがうそのように空はカリッと晴れていた。


ばさまは、昨夜、葛川で見たことを村の衆に話した。

「まさか米倉寺の竜が。あれは彫りものの竜だぜ。それが川へ水を飲みにくるなんて」と、だれも信じてくれなかったが、ばさまがまちがいなくこの目で見たというので、寺へ行ってみることにした。

ばさまは、こわがって行こうとしなかったが、むりやり連れていかれた。

おそるおそる竜のところへ行ってみると、竜のからだはびっしょりとぬれ、田や畑のどろがついていた。

「や、やっぱり野荒らししていたのは竜だ。

きっと葛川へ水を飲みに出たのだ」ということになって、村人は、竜が水を飲みに出られないようにと、目に角釘を打ちこみ、からだを切れぎれにしてしまったと。


本堂正面に彫られたの竜。伝説の「阿吽の二竜」は本堂中の柱にあるようです」
DSCF3654.jpg









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最終更新日  2014.04.13 22:43:54
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