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観光ボランティアガイド
ガイド資格を有するには、あと1年の研修を受けなければいけないのだが、事情があって今回の観光案内を担当することに・・。 日向地区の11地点に観光案内員を2名ずつ配置するという。 トレッキング・バードウォキング、キャンプ場でのアウトドア体験などとのコラボのよう。 初めての経験に内心ドキドキ。 私は、日向薬師寺の仁王門付近が守備範囲。はじめは軽く考えていたが、資料作りに入るとさぁ~大変。 なんと、源頼朝や北条政子も登場するのだ・・。 仁王像にとどまらず、歴史は鎌倉まで広がっていきます。 日向薬師の開山は、西暦716年、今から1,300年前に行基が開山。 1833年に、大きな火災があり、この仁王門が焼失し、同年の1833年に再建される。 その間、源頼朝の娘(大姫)が病に倒れ、頼朝はあらゆる手を尽くしたが、病状は改善するどころか危篤状態に。 頼朝が最後に頼ったのが、日向薬師。 名立たる多くの武将を従え、日向薬師参詣に訪れる。 頼朝は仁王門階段下にある両側の家で、鎧兜から正装にに着替えて日向薬師に参詣。以降両側の家は、衣装場と呼ばれるように。 その後、政子、頼朝も数回参詣に、訪れています。 仁王門 初期の仁王門は楼門造り(2階建て)で、現在のものより規模も大きかったと言われます。 1833年に再建された仁王門 今日のイベントの一つ、日向山トレッキングに向かう登山参加者。 荻原次晴さんと、本堂にて合流し、山伏と甲冑隊による出発式が行われるらようだ。 (私はここかを離れることができずその様子が見られないのが残念) 2日目の最初の説明はTV撮影ということもあり、この場は会長にお願いすることに・・。 仁王門を通って、本堂に向かう登山者。本堂まで約10分。 仁王門から上の参道を見ると、1,300年に前にタイムスリップしたかのような景色に代わります。 原生林に覆われた参道は、千古の面影・・。 これを見ているだけで、癒されます。 参詣者に話しかけると、単なる観光目的ではなく、病気を治癒したい、逆に元気になったのでお礼参りに来たと、その訳もいろいろ。 仁王門で、深々と頭を下げ、参詣に向かう人・・ ここまで、何とか上ってきたが、足が悪いのでこれ以上上るのは無理と、仁王様にお賽銭を投げ入れる人など。様々。 はじめはドキドキでしたが、いろいろな方とお話しでき非常に楽しい2日間にでした。 以下はイベント前日に撮った画像 岩を削って作られた石段が、こんなにすり減り、1,300年という長い歴史が刻まれています。 参詣者には、この長い歴史を感じながら歩いてもらいたいという思い。 途中にある兜岩 武将が、この岩に兜をを脱いで休んだとされていることからなずけられたという兜岩。 これは、後付けのような・・。 本堂前の最後の石段です。 平成の大修理(約5年)を終え、よみがえった本堂。この日、文化庁の職員が視察に来ていました 左の建物は、国指定の重要文化財を収蔵する宝殿。 薬師寺特有の作りの本堂。茅葺屋根の面積は日本最大・・。 平成の再修理は、ほとんど既存の材料をそのまま使用。新しく取り換えられたのは、一本の柱だけと聞いています。 行基ではなく、弘法大師の銅像。 薬師寺らしい雰囲気。 境内の鐘撞堂も茅葺屋根で12本の柱で支えられています。 左側の2本の杉の木は、樹齢800数十年と言われています(疑いなし)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.03.26 12:00:13
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