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そば処と言えば喜多方市山都町
喜多方ってラーメンの街じゃないのと思われるかもしれませんが、市町村合併により山都町が、喜多方市に編入。旧耶麻郡山都町(宮古)は、蕎麦で知られた有名な地域。 だが、それ以上においしいと思っているのが、西会津の如法寺(鳥追観音)の蕎麦。 ここには、観音茶屋と仁王茶屋があり、こっちがいいといいという人もいれば、あっちの方がいいという人も・・。 私は、最初に食べたのが観音茶屋で、依頼ずっとここ。 ただ、仁王茶屋の蕎麦も食べてみたいという気持ちもあり、失礼ながら寺の前の売店で聞いてみた。 蕎麦そのものの味については、答えてくれなかったが、仁王茶屋の方が安く食べられるとのことだが、天婦羅の種類は観音茶屋の方が多いとのことで、これまで通り観音茶屋に。 天婦羅蕎麦(1,200円) やっぱりこの味だ。いつもは爺さんが蕎麦を打っているとのことだが、今日は酒を飲み過ぎて寝てしまったので、息子さんが打った蕎麦とのことでした。蕎麦の太さ、硬さ、つるっとした舌ざわりは変わらず。 この地域ではそば粉100%が当たり前で、地元契約栽培の粉を使用。 この地域の蕎麦は寒暖差が大きい所で栽培され、蕎麦粉の質にも影響するらしい。 天婦羅は、右からマイタケ、エビ、山ニンジン、コシアブラ、カボチャ、コゴミ、カボチャ。 期待していたタラの芽は入っていませんでした(泣)。 帰りに直売所等を覗いても、タラの芽の販売はなし。ウルイ、行者ニンニクなど。 タラの芽はまだ早いのか、これからなのか? ワラビも見かけなかった。 ゼンマイ 土産店の方がぜんまいを、揉んで天日干し、これを何度も繰り返し、カラカラになるまで水分を抜く。 ただ、ここで大きな現実を知らされることになる。それは市場に出すためには、放射能検査を受けなければならず、大変な手間がかかるとのことでした。 5キロも先に行けばもう新潟県と言うこの地域。福島県と言うだけでなんでという気持ちがこみあげてくる・・。 今は、福島ブランドの方が安心できるかも。 コゴミ 当日の朝、採れたばかりのコゴミとのことで、さっそく購入。 300円でした。道の駅などで大量に販売されているものもありましたが、もう少しするとシダになりそうなものもありました。 如法寺(鳥追観音)日本遺産 会津ころり観音の一つ この寺は、1200年前に建てられ現在に至るまでに何度か火災や会津の大地震により、何度か再建されたそうで、現在の建物は、400年前に再建されたものとのこと。 やはり、階段や床の痛みがそれを物語っている。 仁王門 この地域独特の風習か、病気を治したいところがあれば、紙を湿らせて丸め仁王像に張り付くように投げつける。うまくつけば病気が治ると聞いてきた。 今は、仁王像の前に格子が付きそれもできません。 本堂の内部。祈願するために収められた、千羽鶴がたくさん。 この寺の彫刻は、左甚五郎の作と言われています。 彫刻の中に、三ザルが隠されている。2体は何とか探し当てたが、あと一つが見つけられない? 寺で御朱印帳を書いていた方に、どうしても見つからないが本当にいるのと確認したら、どちらからですか? 神奈川ですが生まれはこの町、どこ?○○です。さらに詳しく○○聞かれる? 答えると、ひょっとしたら○○君のお兄さんですかと・・。 私○○君の同級生で○○君には大変お世話になっているので「んじゃー教えねばなんべぇと」・・。 この寺の由来と、三サルについての説明を、他の観光客も集めてしていただきました。 2体までは誰でも見つけることができるが、残りの1体は邪念のある人には見えん。 暗くなるまで探しても見つけることができないだろうから、今日は特別に教えてやんべーと・・。 と・・まぁこんな感じで・・。 一体目はサルが隠れていることを、鷹がきずかない・・災難が去る? もう一帯はここにいるよと竿で指す。 鷹に狙われるサルが、災難から逃れ去るという場面だったかな? 3体目はわかるはずがありません。 彫刻の先端に牡丹の花のように似せています。サルが安心して心地よく寝る姿を表現したものらしい。 こんなに小さくては判別どころか見えませんよね~。 日光のサルならだれでも探せますが、ここでは1体も見つけられない人もいました。 それにしても楽しい会津弁で。楽しく見学することができました。 立木先手観音(金塔山 惠隆寺 立木観音 日本遺産 会津ころり観音の一つ 高さ8メートルの立ち木に観音様を彫刻した後から、建屋を建てたらしい。 千手観音を写真に収めたいところですが、撮影禁止。 ものすごい迫力です。 本堂 こちらも、歴史を感じます。 広安寺(普門山 広安寺 中田観音)日本遺産 会津ころり観音の一つ こちらも、やはり歴史を感じます。 仁王門と本堂からなります。 新宮熊野神社(拝殿) 長床 日本遺産(国指定の重要文化財) 他に本殿もありますが、昔の歴史をそのまま今に残すのはこの拝殿の長床 もともとは、磐梯町にあったらしいのですが、源頼朝がこの地に移築したような? 拝殿 秋になると樹齢800年の大イチョウの葉が、拝殿を埋め尽くす。 その時期が一番いいから「秋にもう一度来きなんしょ」と宮司の奥さんから・・。 拝殿 大イチョウ(国の天然記念物) いつの間にか蕎麦を食べに行っただけなのに、会津ころり三観音と、予てより気になっていた新宮熊野神社巡りになっていました。 予定のない気ままな旅日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.05.02 09:30:06
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