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そろそろヒメサユリの季節
ヒメサユリとは、福島と新潟県の県境の地域にしか生息しない幻の花でオトメユリとも言います。 種から育てて一輪のヒメサユリの花を咲かせるのに最低でも4年かかるそうです。 ヒメサユリの開花情報を各地の観光協会にお尋ねすると、今年は暖かくて既に終わってしまったとか、手入れが悪く雑草に覆われ開花の状況が思わしくないなど、あまりいい情報は得られませんでした。 そんな中、福島県南会津の高清水自然公園では5分咲きで、これから見頃を迎えるとの情報が得られました。 もちろん標高差、気温、雨、生息域の環境維持によって左右されると言う、とてもデリケートな花だそうです。 6月16日の画像ですが、最近になって気温が上がらず、6月25日頃までは見ることができるのではと言っていました。開花状況は南会津観光協会に問い合わせください。 福島県の秘境ともいわれる地域で栃木県、新潟県、福島県の県境で尾瀬入り口に近い所。 この地域は、寒暖差が大きく良質な蕎麦の産地でもあります。 もちろんそのおいしい蕎麦もいただいてきました。 また、温泉の多い地域で自然資源の豊かな場所でもありますが、地域の方にとっては雪深く大変不便な所ともいえるかもしれません。 ヒメサユリの開花期間は非常に短く、今を逃したら後がないので、天候の不安、開花状況が確認できなかったため、前日の夜7時に急いで支度し、一路、那須塩原温泉の手前の道の駅を目指し、車中泊し翌日に現地に入ることに・・。 こんな花のためにと思われるかもしれませんが、こんなことができるのは今だけ。 現地に入ったときは、霧雨程度の雨。カメラと傘を持って 時々、濃霧が襲いこんなになることも 霧が少し腫れると白樺の木の前に、ヒメユリが・・ 今使用しているカメラは、山歩きように一眼レフからコンパクト系のカメラに変えたばかり。 操作に慣れず、ほとんど困ったときのオート頼みでしたが、霧があったためか、背景がうまくボケてくれました。 これから咲く前のヒメサユリです。 緑の雑草の中に一列に並んで ヒメサユリは、ワラビと共生する関係にあるとも・・。ワラビの葉がヒメサユリの株を守る役割をするとか。まだ山菜として食べられる若いワラビもたくさん。 ワラビを採ってはいけません。 まだ、5分咲き程度とのことでしたが、このくらいの方が可愛いかも・・ ピンクの色の花で、広角で見るとあまり目立ちませんが、それでも場所によってはかなり開花が進んでいます。 ヤマユリとは、また違ってとても可愛らしい花でした。 雨しずくが花にまとい輪郭がはっきりしませんが、やはり梅雨時の花でしょうか、雨も似合います。 皆さん、傘とカメラをもって 木道から逸脱しているのではありません。 ところどころに、撮影スポット用の脇道も所々にあります。 カタクリの花のように突然変異の白い花も・・ 園内には、100万本の花があると言われていますが、ニッコウキスゲのような一夜花と違い、大きな株は、数個のはなをつけますので、その数倍の数になると思います。 その中でも白い花は、数個しか見られないそうです。 ヤマユリに比べ、少し小さい花です。 こんな花も ユウレイタケ(ギンリョウソウ) こちらもピンクの綺麗な花 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.06.18 01:52:28
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