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これまで栃木には、日光や観光牧場以外にあまり立ち寄ることもなく、東北道(高速)に乗るための場所に過ぎませんでした。
今回ヒメサユリ(福島県高清水公園)に行った帰りに時間があったので、大谷石の採石場で知られる大谷資料館に立ち寄ることにしました。 大谷石の採石場跡がある「大谷資料館」入り口付近。 奥の上に見えるのが、地下採石場の入り口付近 初めて見る巨大な空間にびっくり仰天! 現在この場所で採石は行われていないようです。 なんかピラミッドの中にでもいるような感じ。 コンサートホールのような舞台もありました。 内部の温度は、一年を通してほぼ10℃という温度。長時間耐えられるだろうか? 当然ですが、全てが大谷石。当然ですね。 でも特別な石のようには見えず、あちらこちらの塀や石垣などで見られる。 なぜ大谷石なのか? それは採石場からの運搬がすごく便利な立地であったことのようです。 大谷石の切り出しの歴史をパネルで。 どの場所でかはわかりませんが、戦時中は軍需工場として、ここで戦闘機も作られていたらしい。 だが、その戦闘機はとてもアメリカの飛行機と戦えるような性能のものではなかったそうだ。 米軍の飛行機が飛来すると、ここに隠した(れた)とも・・やっぱり。 石を切った壁面にはきれいな模様が! この模様は、機械彫りした跡とのことです。 こちらは、機械が導入される以前の手彫りで切り出された壁面の模様。 まるで芸術のようで素晴らしいですね。 大谷資料館を後にして、すぐ近くの大谷観音に向かう。 昔は、露天掘りで採石されていたようです。さらに品質のいい石を求めて地下へ。 案外石はもろい(加工しやすい) ここも、採石跡のようですが、ここは露天掘りで切り出した跡。 観音様の上の方まで登ることが、できました。 ものすごいスケールで確か27メートルあるそうです。 このあたりに残る石は、石材として適さなかったのでしょうね(個人的な感想)。 更に切通しを歩いて先に行くと、大谷寺(大谷観音)へ 仁王門 本堂 本堂の中に入ると本尊は、壁面に彫られらた巨大な千手観音。初期の千手観音は大谷石を彫ったあとに金色に装飾されていたそうですが、現在は風化し石肌になっています。 更に本堂を奥に進むと、やはり壁面に彫られた仏像が何体かありました。 これが、下から見上げると丁度いいように、彫られています。 偶然ここで出会ったガイドさんと話が弾み、ほかに宇都宮には、なんかないのと失礼な質問をすると、それなら10キロほど離れたところに「若竹の森」という東京ドーム5つほどある竹林の農家あると紹介してくれました。 それがここ↓ 散策路がきれいに整備された土のふかふかした道。 映画のロケ地として知られる竹林をライトアップ! 若山農場は、親子三代にわたり約80年間、無農薬・有機栽培を心掛け竹などを栽培している農場です。この農場にある東京ドーム5個分の広さを誇る竹林は、映画「るろうに剣心」をはじめ、様々な映画やCMのロケにも登場します。 中井喜一のミキプルーンのCMや車のCMなどで登場するする竹林は、京都でのロケだとばかり思ってきましたが、実はこの農園で撮影されたものだと。 大谷観音で出会ったガイドさんがわざわざ後から来てくれて、園内の隅々まで案内していただきました。 ほんとうにすごい。誰にも教えたくない、隠れた穴場ですが・・。 竹林の散策路の両側にライトアップ用に竹で出来た照明、埋め込まれていました。 この竹林の中で、抹茶をいただくことができます。竹の器は持ち帰ることができます。 器の縁は綺麗に面取りされていて、料理の器にも利用できそう。 栗羊羹はこの農園で採れた栗。 この日は、TVの撮影に来るとのことで、竹の創作料理の準備。 はじめは、撮影禁止とのことだったのですが、シェフの御機嫌がよかったのか、撮影してもOkの許可。 竹の器には和風スープが撮影直前に盛られるようです。 余った料理の味見もさせていただくことができました(ずうずしく)。 農園のオーナーサンは、この竹林を自然のまま活用する「夢見る竹林」、「野遊びできる」場として、これから観光、体験施設として色々模索中のようです。 タケノコはもちろん栗、野菜も自家製の自然食材を提供。 うちのかみさんも珍しくご機嫌! この竹林にはこんな珍しい竹(亀甲)もありました。 この竹、2メートルほど伸びると、亀甲の模様が消えてなくなるそうです。 そして宇都宮で餃子を食べる予定だったが、ミンミン餃子しか知らないので、他のお客さんを含めて聞いてみると、地元の方全員が推薦する店がここ↓ 3時だというのに、たくさんの人が行列を作っていました。 手際の良さも味の一つ、「焼」きか「水」の2種のみですがなんと一人前(210円)。 焼き3、水2で注文。 食べ終わるころになると、次の皿をはこんできます。すごい! アツアツの餃子が、パリパリでうまかったね~。 これも美味い味の秘密の一つ。一種類の餃子だからなせる業のようですね。 またいきたいとおもいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.06.19 17:00:05
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