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神奈川県伊勢原市
神奈川県伊勢原市では、新東名とIC、旧東名とのJCの建設工事中です。 場所が近いので、散歩がてら発掘調査の様子を見学してきました。 産業能率大学のキャンパス付近 ここにはかつて、扇谷上杉家の館跡があったとされる場所です。 広大な大地が広がり、周囲には空堀と思われる深い堀で囲まれています。 自然の造形ではなく、明らかに人手が加わったものと思われような形跡。 ただその堀は大きく、当時の人力でこんなにすごいものが掘れるものかと疑うこともあります。 当時は城というより館。自然の地形を利用した要塞や山城。 大学が校舎建設の際、校舎建設地から建物跡らしきものが見つかり、ここが太田道灌が家宰を務めた上杉館ではと言われています。だが全体の調査は行われておらす、新東名高速建設による大規模な発掘調査で今度こそ明らかになるのではと期待。大学構内の遺跡は、一般公開されていません。 こんなことを言うと、お叱りをいただくと思いますが、日本という国はすごいコストのかかる国だなぁと思います。この発掘の風景はもう6年以上も前から見続けています。中国だったら楽でしょうね。 一度調査が終わった場所だと思うが、繰り返し行われているような気がします。 ここでは、新東名高速と、国道246のバイパスの新設工事が、同時に行われています。 この地域は遺跡が多く掘ってはいけない場所。掘れば何かに当たります。発掘調査のために工事が遅れたとも言われています。でも掘らないわけにはいきません。 隣の秦野市では、土偶などが出土しています。 建物の礎石と思われるような石がたくさん集められ、一つ一つ石に番号が・・ 近くには、太田道灌が謀殺される前に逃げ込んだとされる洞昌院や、太田道灌を守ったとされる七人塚もある。 ただ、近代の地層は畑などは開墾などにより、破壊されてしまっているかもしれませんが、何らかの手掛かりになる、遺跡が発見されることに期待です。 この近くで行われている別の場所で、新たな古墳が発掘されたようで、見学会が行われるようです。 2月3日は節分の豆まきの手伝いで、残念ですが見に行くことは出来ません。 2月3日予定の見学会 子易・中川原遺跡見学会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.02.01 12:11:31
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