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11月25日 鎌倉覚園寺の紅葉
覚園寺を訪れたのは10月で、まだ青々としたモミジが境内いっぱいに。もしこれが紅葉したらと想像すると・・・。 今年鎌倉は、台風15号で大きな被害を受けました。さらに台風19号の追い打ち。 今、一番忙しいのは庭師さんかも・・。 鎌倉にはよく訪れるのですが、覚園寺には10月ウォークの立ち寄ったのが初めてでした。 鎌倉宮の祭神・護良(もりなか)親王を足利幕府にと捉えられ非業の死を遂げる。 この足利尊氏に加担したのが、覚園寺で、鎌倉で繁栄していく他の寺と違い、長く鎌倉の歴史から消え去られた寺である。 そういったことから、観光客で賑わう他の寺と違い、鎌倉の奥にしっそり残る。当初は瓦葺きの屋根であったようですが、地震による修理の際に、当時安価な茅葺に変わった。 本堂には薬師三尊と十二神将が安置。山門入り口の愛染堂には、大山寺の不動尊の原型となった、鉄造り不動尊が祀られている。 鎌倉時代に、西国では見栄えのいい木製に漆塗りで、鉄の仏像は作られなかった、東国の武士文化では、鉄のごつごつしたものが、好まれた。 寺の修理の際、足利尊氏が残したと言う銘が、天井に刻まれています。 足利尊氏の寺として、人々は嫌うようになった。こうしたことから、時代の波に取り残された寺で、戦後の寺は荒れ果たまま放置された時期が長く、住職不在のと言う時期もあったそうです。 この寺は僧侶による案内がないと中に入ることは出来ません。又、庭園の中の草木を含め、撮影禁止で、あまり知られていない。 鶴岡八幡宮の参道の桜の葉は、既に枯れ落ちてしまい、冬のような景色。 山門をくぐってすぐに愛染堂 ここが待合場所。ここまでは撮影OK。色づき始めの紅葉。 1時からの時間を待っていると僧侶が、ここが撮影スポットですと教えてくれた。なんと水瓶に写った紅葉。 その他にも団体の方もいて、本来なら1時からの案内の予定ですが、昼食をとらなくて良ければ、特別に12時より案内していただくことに・・?。 約50分の僧侶による案内になります。 ところが、団体さんは時間の都合か、中には入らずかえってしまいました。残った私達夫婦二人だけになったが、それでも案内してくれるという・・なんとラッキーな! 独占です。 おかげ様で、ほとんど待つことなく境内に入ることができました。 午前中は、時々雨がポツポツと降っていたのですが、境内に入ると奇跡か太陽の光が差し、まだ早い紅葉だが、緑、黄、赤が、薄暗い本堂の中から見える風景が、なんとも言えないコントラスト。 その時、広い境内の中にいるのは、案内人の僧侶と私達夫婦の三人だけ。 なんとも言えない贅沢な時間・・。 1時の案内予定時間は、場合によっては、見学者が100人以上になることも・・。 定員制限が無いようです。 3人だけだったためか、通路を外れ、水分をたっぷり含んだコケの庭を歩くこともできました。 コケが痛むので、団体ならこんなことはできません。 今年は紅葉が遅れ、まだ色づき始めでしたが、思わぬ対応に感謝。 SNSの時代、写真が撮れたら一気に拡散し、人気になること間違いなしだが、住職は従来のからのこのやり方を守っていくそうだ。 鎌倉に行ったら、必ず立ち寄る卵焼きの「おざわ」だし巻き卵、やっぱりうまいね~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.28 07:07:47
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