サムライ債の落とし穴
個人投資家で流行かけているサムライ債・・・。外国企業の社債を円建てで償還時まで保有していると高利回りで償還される商品ですが今回のリーマンの破綻でヤハリサムライ債にも落とし穴があったみたいですね。円建てで高利回りということで個人投資家には人気があったようですが・・・。何も知らないと絶対に損します。[東京 17日 ロイター] 一般債市場では、15日に経営破たんした米リーマン・ブラザーズ・ホールディングス(LEH.N: 株価, 企業情報, レポート)のサムライ債(円建て外債)に額面100円を大きく下回る気配が観測された。リーマン・ブラザーズ第4回サムライ債(償還2008年12月19日)の気配は20円ビッド、25円オファー。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、指標となるiTraxxJapanシリーズ9のプレミアムが低下した。ロイターより引用。以上記事ではリーマンのサムライ債が発行時額面価格100円に対して現在額面額は20円・・・。購入時の5分の1になっています。現在償還されると元本の5分の1+利回り分しか手元に戻ってこないんですね。利回りのみ追求していると重要な部分を見逃す場合がカナリあるはずです。資産運用していくならブームに惑わされず、高利回り商品に安易に手を出さない資産を運用してリターンを得て・守るにはコレが鉄則ですね。