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テーマ:旅のあれこれ(10256)
カテゴリ:留学以外の中国関係の思い出
仕事でちょろっと中国に出入りしていた時のこと。
「北京国際マラソン大会の募集要項をもらってくるように。」 と、本来の業務とは別に上司から言い渡された。 イマドキならホームページでも検索すれば済むことだが、 そのころの問い合わせ手段は 国際電話orFAXが一般的。 現地(北京)で問い合わせた方が経済的、と 語学力はさておいて たまたま北京入りする私がついでにやってこいということになった。 到着後、 メモに書かれた番号に電話をすると 代表番号だったようで、出た女性に 「その件は Tian Jing Chu に、かけ直してほしい。」 と言われた。 そうか、田(Tian) JingChu って人にかければいいのか。 新たに教えてもらった番号にかけてみた。 私 「Ni是 田先生ma?。」(あなたは田さんですか?) 相手「不是。」(いいえ) 私 「対不起、我打錯了。」(すみません、間違えました) 再度慎重にかけたら、今度は女性が出た。 私 「Ni是 田女士ma?。」(あなたは田さんですか?) 相手「不是。」(いいえ) その後、何度もかけ直し、その度に電話口には違う人が出るのだが 「自分がそうだ。」 という人が一向に出てこない。 田 JingChu っていったい何者?。どこにいるんだろう?。 いい加減出て来い!と気合を入れてまたかけたら、 出たのは最初にしゃべった男性。全くわけが分からない。 私 「田 JingChu 到底在na里?!」(田 JingChu っていったいどこなのよ?!) 相手「在Zhe里。」(ここだよ。) なんだ、やっぱりこの人じゃない。 私 「Ni是不是 田先生?」(田さんですか?) 相手「不是。Zhe里是田径処!」 あ、やっと分かった。 Tian Jing Chuとは田径処。 中国語でフィールド(田)トラック(径)所(処)=陸上競技担当課 つまり部署名。 みなさん、大騒ぎしてすみませんでした。<(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月26日 06時29分33秒
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