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カテゴリ:留学以外の中国関係の思い出
1990年代前半、まだ中国で働く日本人が限られていたころのことです。
大都市のホテルなども、 客の方は日本人をはじめとする外国人が多くいましたが、 従業員はほぼ中国人でした。 ある大都市のホテルに泊まって、 朝食バイキングを食べにレストランへ行った時です。 メニューはよくあるパターンで、 パンやスクランブルエッグなどの洋食が並んでいました。 何にしようかな~(^^) お皿を持って、どれを食べようか選んでいたら、 仕事で来ているみたいな、日本人らしい知らない若い男が近づいて来て、 なぜか汚れた皿を私に突き出し、無言ながら 「早く片付けろよ!」とでも言いたげな偉そうな態度。 こいつ、私をここの従業員と間違えてるな… 「何ですか?!」 もちろん日本語ではっきり言ってにらみつけてやったら、 「し、失礼しました…。」 ヤツは顔色を変えて逃げていきました。 (笑) それから1年ほど後、 やはり中国の大都市の別のホテルに宿泊する際、 カウンターで手続きをしてくれた係員のお姉さんは、 テキパキ動いてくれるし、日本語は堪能…。 こんなこと初めて。中国も変わったなぁ… 感動して思わず 「あなた日本語上手ねえ。」(中国語で) と言ったら、彼女は真顔でこちらを向き、一言 「日本人ですけど。」 制服の胸の名札にも、確かに日本人の苗字が書かれていました。 ひゃ~、どうしよ~ 穴があったら入りたいとは正にこのことです。 ちょっとだけ言いわけさせてもらうと、 彼女のお化粧の感じが、かなり現地風だったものですから、 てっきり…そうかと…(^_^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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