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2008年09月21日
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1990年代前半の頃です。

まだ北京でも、日本料理の店は、一部の大型ホテルの中にしかありませんでした。


仕事で訪中したある時、中国側の会社の人が言ったのは、

「お昼ご飯、お刺身をごちそうしますよ。」

お刺身?ごちそう?わからん

私が素直に喜ばなかったのは、

その1…これって接待?。私みたいな下っ端の社員を相手にしてどうする?

その2…北京でお刺身なんてアリ?

(当時は大連などの一部の沿岸地域を除いて、中国でナマモノを食べること自体が勇気ある行為でした。)

疑問は多いですが断る理由も思いつかないので、約束の時間に行くと、

大型ホテル内の日本料理店の前で待っていたのは、先方の会社の人が4~5人。

こちらは私一人だから、どう見ても

自分達が食べたくて、私を接待するという理由にしたんだな…うっしっし


さて、入店です。時間のせいか私たち以外に客は見当たりません。

早速先方の一人が「お刺身」を注文し、

しばらくすると従業員が両手で、日本の宴会などで使う「船盛り」を運んできました。

北京でもこんなの出てくるんだ…

一瞬感心しましたが、テーブルに置かれたのを見たら、目がテン。

容器こそは立派な船盛りなんですが、のっているのはマグロだったかイカだったかが

申し訳程度に数切れあるだけで、大根などの「ツマ」での装飾も一切無し。

そして埋めきれないあちこちのスペースに並んでいるのは、

カニカマ…

やっぱり、北京の「お刺身」って、こんなものだよね。…

がっかりしたような、でもホッとしたような気分でいただきましたが、

気が済まなかったのは、当てが外れた?「接待する側」の方々です。

従業員をつかまえて

「これはお刺身とは言いません。」

さんざん文句を言っていました。

それを横目で見ながら、確かに「お刺身」ではないけど

しょうがないじゃん、中国なんだから…

留学中に何度も使った言葉を心の中で繰り返しました。(笑)





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最終更新日  2008年09月23日 08時32分02秒
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