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カテゴリ:留学以外の中国関係の思い出
上海から杭州に行って…
お客さんと顔を合わせている時間が長くなってくるにつれて、 役に立たないながらも、 美人とか、かわいいなんて形容詞には縁のない身ながらも、 とりあえず「若い女性」だから…?(当時20歳代前半でした) 声をかけていただく機会が増えてきました。 「中国語はどこで覚えたの?」なんて話から 留学生活のことを答えると、 中国旅行等について質問してくださる方もいらっしゃいましたが、 杭州は初めて行ったところで、 ガイドブックに毛が生えた程度の知識しかなく (当時はインターネットなんてないし中国の情報自体口コミに頼る部分が多かった) 大して説明できず…(-_-;) 交流の団体さんだったからだと思いますが、 何台もの円卓を並べて、中国の人たちと食事をする機会がありました。(いわゆる「宴会」です。) 隣の席のお客さんは(添乗員もお客さんと同じ席に着きます。)年配の男性でした。 いくつかの肩書の書かれた名刺をくれ、 自分はこういう中国と関わりのある活動&仕事をしている、と軽く自己紹介の後 「翻訳のお手伝いをしてくれないかな…?」 と言いました。 私が通訳みたいなことしていいの!? うれしいような驚きのような気分で戸惑っていると、 上司に言われたのは… 「いいように使われるなよ。」 当時は今ほど中国語はメジャーでなく、ほんの片言でもできれば重宝がられたのですが… 仕事は仕事としてきちんとやって報酬を伴わせろ、有頂天になって適当に引き受けるな、 と上司は忠告してくれたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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