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カテゴリ:留学以外の中国関係の思い出
いよいよ出発は明日、な午後に、上司から搭乗券の山を渡されました。
「飛行機の座席を割り振ってほしい。」 普通、搭乗券って 当日に搭乗手続きを済ませた時に航空券と引き換えに受け取るような…? だから名前が入っているのでは…? ですが、 団体さんが大人数なので、航空会社に交渉して前もって無記名で搭乗券を出してもらったそうです。 でも割り振るって…? 搭乗券と一緒に受け取った航空機内の座席図に、 喫煙者と非喫煙者は配慮しないといけないな…ぐらいのことは考えて 適当に名前を書き込んで上司に持っていったら、 渋い顔。 団体さん内で仲の良いグループとそうでないグループがあって、 隣合わせになったり近づきすぎたりしないように、 窓側や通路側ばかりなどグループによって座席位置の条件が偏らないように、 …やり直し、です。(~_~;) 遠足のバスの座席じゃあるまいし… それに何で仲の悪いグループ同士が一緒に旅行になんて行くんだろ? とは思いましたが仕事ですからやるしかありません。 ああでもない、こうでもない、とやって、やっとOKに。 後日、ある先輩に「こんな細かいことやったんですよ。」と愚痴ったら、 教えてくれたのは、 その細かさはその上司特有と前置きをした上でしたが、 「戦前に開拓団で向こうに渡って敗戦で戻ってきた人たちだと、 極限状態での人間関係や人の本性を見てきているから、 私たちには想像もつかないことがいろいろあったんじゃない…? 同じ体験をした仲間であるけど、気持ち的に受け入れられない相手もいるみたい。」 そういえば、この団体さん年輩の方もけっこう多かったな… やった仕事(手間)にはちゃんと理由があったんだと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月01日 06時50分34秒
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