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カテゴリ:留学以外の中国関係の思い出
空港の出発ロビーで
集まってくれたお客さんに囲まれると バクバクの心臓が飛び出そうな緊張感に襲われてきました。 人前で話をする…ツアーにご参加くださったお礼から始めて、渡航の説明をしなければなりません。 挨拶の後にパスポート&必要書類のセットをお配りして、 機内に持ち込める物、預ける物、免税範囲や自由行動後の再集合時刻など、 言い忘れがあるようなないような…? って心配解消のために、話の最後は 「何かご質問はありませんか?」 と言えば言ったで今度は 難しいことをツッコマれたらどうしよう…? でも皆さま旅慣れているのと、娘か孫でも相手にするような気持ちになってくださった? 特に(私が・笑)困るような質問も行動もなく、 出国、搭乗、機内での時間を過ごし、 ほぼ予定通りの時刻に上海到着。 中国への入国も、預けた荷物の引き取りもこれまた問題なく 一団きちんと揃って到着ロビーから外に出ようとすると… あれ?… 出口で出迎えしているはずの中国側旅行社のガイドが見当たりません。 たいていは分かるようにツアー名が書かれたやや大きめの紙を持って 待っているはずなんですが…? 見落としかと思って再度見まわしましたが、 やっぱりいない? とその時きょろきょろしているこちらの様子を見たのか、 人ごみから中年の小柄の男性が焦った感じで走ってきました。 あ、あの人か… 「こんにちは、よろしくお願いします。」 見つかって良かったとほっとしながら声をかけたら、先方 「居ないんですよ」 ?… 「あなたがガイドさんじゃないんですか?」 「私は上海のガイドです。彼が来ていないです。」 彼、とは全線随行(ツアー全行程につくガイド)で このツアーの手配の指令元みたいな存在です。 上海のガイドは上海部分の下請けのようなものだから、 焦るのもごもっともなんですけど、 こちらは中国に無事到着できた安心感と、 ガイドの人一人いればいいじゃん! なんて勝手な大丈夫感覚で、 どういうことか深く考えていませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月02日 08時51分59秒
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