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カテゴリ:留学以外の中国関係の思い出
どうしたらいいか見当もつかない「難題」に
頭を抱えながら会社事務所に戻ると、 上司に報告&相談です。 「あの…今回の件ですけど…」 先ほどのお客さんとのやり取りの様子を 旅行条件的要望も含めて報告し、終わりに 「こういうことってどう手配したらいいんですか?」 率直に質問してみました。 すると上司はちょっと困ったような表情で、 「有名な書家なら、向こう(中国側)から出てくるよ。」 つまり、書道の世界で地位がある日本人書道家が訪中したら 旅行社サイドで手配なんてしなくても 中国側書道家が黙って放ってはおかない、交流したいと申し出てくるはず、 そうで。 聞いて余計に困惑しました。 地位がどうとか言われても、 まさかお客さんに「あなた書道界でどのくらいの地位ですか?」 と質問するわけにはいかないし、 それに「出てくる」って?! 「出す」には「○○先生が訪中しますよ~」なんて伝えないと? そんなこと、どうやって?どこに? 不釣り合いな人が出てきちゃったらどうするの?! 困っているのを見かねたのか、上司は 「名刺見せて。」 今回のお客さんの名刺を渡すと、 眺めながら「うーん」と少し考えた後 本棚から辞書のような分厚い本を取り出しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月30日 06時41分38秒
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