そうこうするうちに出発日です。


この度は豪華旅行…ってほどではないにしても

中国慣れしているお客さんではないので


（当時は？友好交流等で頻繁に訪中しているお客さんだと不便さを楽しむ？感じもあって、

却って日本的な快適さを用意するとつまらないと思われることもあり、

「中国初心者」とそうでない方の感覚的な差は大きかった気がします。）


極力日本を取り入れて？(時間の関係もあるけど）

航空機は日本の航空会社の午前出発便を利用です。


早朝からきっちりと集合していただき、

出国に関する注意事項の説明の際にいつもより念を入れたのは

｢ブランド品等高価な物をお持ちの方は申告してください」

（帰国の際に他国で買ってきたのではないと証明のため）

でしたが、

旅行準備の段階で｢(当時の中国は）高級な物は必要ない環境」である旨を説明済みのためか

該当される方は1人か2人でした。

（こちらも「中国ベテラン」な方だと持って行く発想がまるで無かったですね・笑）


ほぼ時間通りに離陸し、

お昼過ぎには北京到着です。


「よくあるパターン」だった天壇公園見学を終えて

市内のレストランで夕食後

某日本系の宿泊ホテル到着です。


ホテルもそのころは？民族（中国）系と外資系では違いました。

以前、ネームバリューとロケーションで北京飯店をセレクトしたら

夜中にトイレが流れなくて大変だったと

朝からお客さんにギャンギャン苦情を言われた経験があったので


（こちらも「中国ベテラン」なお客さんなら、そんなものかと鷹揚に構えるか

中国語ができるできないにかかわらず自力でホテルのフロントに対応を頼むのですが…）


そうならないように日本系のホテルを迷わず手配し、

実際に中に入ると

建物内装や備品のせいもあって日本に居るような感覚になりました。