カテゴリ:社会システムについて
出 演:吉岡和弘 古堀俊行 テーマ:ガイアのゆく年くる年 今回は大晦日。 ということで、スタッフで、この1年を振り返り、来年の希望を語ってみることにしました。 ●地球環境のゆく年くる年 このまま温暖化が進むと、2040年には北極の氷が解けて無くなる可能性があるということが、 アメリカの研究チームから先日発表されました。 アメリカ国立大気研究所、マリカ・ホランド氏は、20年以内に劇的な転換点を迎えると予想を語っている。 温暖化のみならず、人口問題、食料問題、エネルギー問題、資源問題、種の絶滅、 どれをとっても、劇的ならざるを得ない時点はそう先のことではない。 遠くても20年先、問題と場合によっては、今年来年にも、大きな場面に入っていくかもしれない。 非常に危機を感じさせられる昨今です。 このような、状況は人間が作り出しました。 それを変え、乗り越えてゆくことができるのも、人間でしかありません。 人間の心、イメージが、この社会と地球を創りだしてきました。 この先、どうなるかも、人間の心、イメージが決めるでしょう。 地球環境が、危機的状況を指し示してきている一方で、 人々の心は、それを反省し、いい方向に変わってきていると思います。 物質、経済至上主義から脱却しようという多くの意識の、うごめきを強く感じます。 書店に行くと、近年、環境、癒し、スローライフ的な雑誌、書籍が、膨大に増えてきています。 ビジネス書でも、資本主義的能率論の書から、コーチングを始め、心のありかたを語ったり、日本的、東洋的 哲学に根ざした経営が語られるようになったように感じます。 多くの人々が、苦しみながら、悲しみながら、これを克服しようとしているのだと思います。 自殺も、殺人も、いじめも、鬱病も、ニート・・・も底流は同じで、現代文明病であり、新たな克服への 産みの苦しみ、自らとの戦いなのだろうと思います。 そして、きっと、東西ドイツの壁が無血で無くなったように、人類と地球の永続への変革も、この苦しみの 向こうで、きっと成功すると思います。 ●北九州市の環境ゆく年くる年 ゴミの分別回収が実施され、目標を大きく超え、30%近くもゴミが削減されました。 めんどくさい分別自体が、うまく市民みんなで実行できたことも、大きな驚きと賞賛に値すると思います。 それは、やはり市民全員の環境への意識の高まりの証拠でもあるでしょう。 更に、生ゴミやプラスチックゴミの削減に向け、頑張っていきたいものです。 公害の克服で、有名になった北九州市ですが、もひとつ市民活動での環境でも、際立った市になっていければと思います。 ●ガイアの風ゆく年くる年 放送2年を経過しました。 ゆっくり、スローな風を、吹かすことができたでしょうか。 新たな年も、芽生えつつある、環境の動きを、支援し、PRし、ガイアの心を電波の波に乗せて お送りしたいと思います。 よろしくお願いします。 (コーディネーター 吉岡) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月08日 18時11分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[社会システムについて] カテゴリの最新記事
|
|