カテゴリ:社会システムについて
◆パート1 出演者:ガイアの風 堀木、神保、吉岡 テーマ:アースデー 4月22日は、アースデーです。 今日は、アースデーにちなみ、みんなで、地球のことを考えてみたいと思います。 ●アースデー それは1970年に始まりました。 約40年も前からの話しです。 アメリカのネルソン上院議員が4月22日をアースデー「地球の日」と宣言し、誕生しました。 アースデーを通じて環境問題に対して、人々に関心を持ってもらおうと考え、当時全米学生自治会長をしていたデニス・ヘイズ氏も呼びかけ人となり、全米へ呼びかけ、この最初の年に、延べ2000万人以上の人々が係わるアメリカ史上最大のユニークなイベントになりました。 以後、日本でも、アースデー東京が始まり、今では10万人以上が集まるようになっており、 また各地でも同様のイベントが開催されるようになりました。 ●ヒーリングアース2008(中津) この近くでは、今年は、中津でヒーリングアース2008というイベントが行われましたので、行ってきました。 田舎は、まだ自然も豊かで環境もいいので、いいことか、環境への問題意識は少ないと言われています。 中津での開催については、そのような地方の特性から、人がどれだけ集まるか、危惧されていました。 私も、先日、主催者の本間さんに出演いただいたこともあり、心配しながら、出かけてみましたところ、予期に反して、大勢の人で、車の止める場所にも苦労するくらいで、とても、いい雰囲気で、にぎわっていました。 ああ、時代が動いているのだな、と嬉しく感じました。 それにしても、北九州市が、なんらイベントがないは悲しい。 ●主婦の肌で感じる環境問題 神保さんは、主婦の感覚で、最近、食品の値上がりを強く、感じさせられるそうです。 お店で、ケーキを出したくても、乳製品の原料が入手できない危機感を感じるそうです。 一体、この問題は、たどっていくと、どんな問題にいきつくのか。 環境問題というと、地球温暖化が今、メインテーマになっています。 しかし、それは、ほんの一面で、CO2が増えるということは、温暖化のみならず、酸素がなくなるという問題もあるようです。 そして、この、神保さんが感じる食料問題。これは、狭い意味では環境問題ではないと定義されるのかもしれませんが、どう範疇するかに係わらず、大きな問題です。 食の安全と、食料の量の確保の問題。そしてエネルギー問題、人口問題、平和問題全て、深く関係しています。 これからは、部分的な解決はできない。総合的にしか、解決する答えが出ないのではないでしょうか。 ●問題の壁 ところで、環境イベントが盛んになったり、新聞等でも、環境問題が盛んに取り上げられるようになりましたが、温暖化ガスの排出目標の-6%は、全く達成される方向にあらず、逆に増えているのが現状です。 なぜ、改善しないのか。 永続可能な社会と、現状の日本の社会との、ギャップが大きすぎることが問題だろうと思います。 アメリカ型資本主義、大量生産、大量浪費、欲望志向・・・・こんな、贅沢な暮らしをしている人間は、アメリカ、日本をはじめ、世界人口の中ではごく少数ですが、それが、地球の環境を大きく破壊し、人類の方向も引っ張っています。 この、転がり出した、欲望の車輪が、どうにも、止めがたい。 この大きな歯車の心棒の回転が、止まない限り、周辺で少し努力してみても、大きな力の中では、どうにもならない。 こころある人と話しをすると、「本当は、コンビニ等の店舗の24時間営業は止めるべき。自動販売機も廃止すべき。 10時以降はネオン等は消したらいい。それだけで、どれだけ、電気の節約になるし、社会モラル、道徳の改善になるかわからない。 しかし、そんなことは、商業優先主義なので、誰も口にも出さない。 それで、家庭のコンセントをこまめに抜くとか、やれって言っても、子供だって、大きなムダはそのままにして、小さなことやれって言ってるの、 おかしいじゃないかと、感づいてるはずですよ。」と、そんな会話をする。 ●解決の糸口 大きな改善と転換のためには、政治も変わらなければだめでしょう。しかし、その政治を変えるのは、政治(家)ではないでしょう。 それでも、コンセントをこまめに抜くような、はちどりのひとしづくのような活動をつづける、市民のこころの繋がりが、積み重ねが、いつしか、おおきな変化を生むような気がします。 こころとこころの積み重ね、繋がりが、あるとき、大きな風になるような気がします。 そう信じて、今日、今月、何か、わが家のテーマを設定して、小さなことやりませんか。 (コーディネーター 吉岡) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月02日 18時48分37秒
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