カテゴリ:食と農について
(大地と命の会会員) テーマ:生きるということは、生きているいのちをいただくこと ●角田さんの「Shojin 健美料理教室」 角田さんは、食の大事さ、伝統食のよさを伝えるために、料理教室を直方でやられています。 「Shojin 健美料理教室」は禅の精進料理を柱にしています。 単に、料理が精進料理ということだけではなく、自分自身の精進(努力邁進の意味)とかけあわせて、それで漢字ではなくローマ字にしました。 そして、健康で美しくという思いを込めて、「Shojin 健美料理教室」という名前にしています。 ●ご主人の大病が自然食で完治 以前は、料理教室には全く無縁だった角田さん。 6年前のご主人が大病をされ、もう医者に見離されて、どうしようもない頃に、偶然、自然食の先生ど出会われました。 それから食の大事さを知り、根本から食を見直し、自然の手料理を作るようになったら、ご主人はみるみる回復し、いまや薬とも病院とも全く縁の切れた、健康体になることができ、仕事に頑張れる日々となりました。 ●有吉佐和子「複合汚染」で、食から環境へ 食に関心を持ち出した頃、たまたま手にした本が有吉佐和子の「複合汚染」でした。 以前なら、読もうと思わなかったでしょうが、食を考えさせられる中で、ピンと感じるものがあったのでしょう、読んでみる気になりました。 そしてこの本を読むことで、添加物、遺伝子組み換え、農薬、Co2、水質、地球温暖化、・・・様々な、大きな問題に気づかされ、考えさせられるようになりました。 ●生ゴミリサイクル そんな時に、「大地といのちの会」の吉田俊道さんと出会いました。 大地といのちの会は、「生ゴミリサイクル、元気野菜つくり」を、テーマにしています。 普通はきたない、くさい、さわりたくない生ゴミ。この生ゴミを土に返し、リサイクルし、とんでもなくおいしい野菜をつくります。 しかも、病害虫にも強く、栄養価も高い。 勿論、ゴミも削減できることになります。 「これだ!」という直感が走りました。 「旬」という文字も、忘れかけていました。 生ゴミリサイクルをしていると、自然の循環が理解できるようになりました。 ちょっとしたことにやさしくなれます。 忘れかけていた日本の四季、歳時、言い伝え、旬、手間をかける、手塩にかける、いとおしい、やさいい、といった言葉、大事なことが、蘇ってきました。 「いのちとは、いのちあるものからしか受け継ぐことができない」ということが、吉田先生の話を聞く中で、初めて気づかされました。 ●不識庵の精進料理は魂が篭る 最後に、鎌倉の不識庵で、ご夫婦で精進料理を普及されている、藤井先生と出会いました。 伝統の精進料理、それに加えて、藤井先生の魂のこもった料理のすばらしさに感銘して、数年間、毎月、鎌倉まで習いに通いました。 先生の料理をいただくと、本当に命が元気になるそうです。 現在、角田さんは、その精進料理を柱にしつつ、形にこだわらない、自分流の工夫等を加えた料理を作って楽しんでいます。 角田さんは言います、 「自分の命と他の生物の命とのつながりを学ぶ機会が少なくなり、命のつながりを感じることができなくなってきている現代。それが、周りの命に無関心になり、自分の命の重さすら忘れられてきている。 生ごみリサイクルの元気な野菜作りで、命の重さを思い出してくれる人が増えてます。 命の復興の時代に、ちょっと汗を流して、なまごみリサイクルをやってみませんか!} 鎌倉 不識庵 http://fmari28.ld.infoseek.co.jp/index.htm 角田さんの料理教室 直方市永満寺2791-6 電話 0949-22-4051 九石プロパンガス までご連絡ください。 (コーディネーター 吉岡) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月22日 18時46分02秒
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