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2009年12月26日
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カテゴリ:健康と医療
■レポート FMKITAQ「ガイアの風」12月13日(日)20時~21時放送

出演者:
日本ホメオパシー医学協会会長 
カレッジ オブ ホメオパシー学長、国際的ホメオパス 由井 寅子さん

テーマ:自己治癒力を触発するホメオパシー


由井寅子先生は日本人としては初めて英国ホメオパシー医学協会の試験に合格し、ホメオパスというホメオパシー療法家の資格をとられ、14年前から日本ではほとんど知られていなかったホメオパシーを紹介し、以来、ホメオパシーの教育、普及活動に尽力されています。
またほとんど現代医学では治らないとされている自閉症や多動症などの発達障害の分野でホメオパシー療法で成果をあげられているということでは世界的にも注目されるホメオパスで、心の問題、例えばインナーチャイルド、鬱病といった分野でも大きな成果を上げられています。
この日の昼に行われた福岡YAHOOドームの「癒しフェア」における講演では、「人生を楽に生きるための奥義 死を受け入れて」というタイトルでお話をされ、多くの人々の心を熱くし、感動を与えました。
実際にお会いする由井先生は瞬時にして人を包み込むような柔らかさと温かさに満ち溢れていました。
部屋全体が愛に浸されるような明るい輝きが放たれているように感じられました。
今年、幾度となくこの方の発する声に生きる勇気や知恵を注がれたことでしょう。
私は不思議な安らぎに包まれながら、先生のお話に心を澄まします。

今では日本でも10万人以上がホメオパシーを愛用し、全国で500名以上のホメオパスが活躍するなど、ホメオパシーも日本においてかなり広く知られるようになりつつあります。
200年前にドイツ人医師サミュエル ハーネマンが体系化したホメオパシーは今日、世界で10億人以上の人々に利用されています。
ヨーロッパ、インド、中南米で特にさかんで、イギリスでは王室が昔から愛用しており、4つの大きなホメオパシークリニックがあるといいます。
インドでは現代医学、ホメオパシー、アーユルヴェーダという医学の中から人々は自由に自分の受けたい療法をチョイスできるようになっています。
日本では由井先生の作られた家庭用キットがすでに7万個も売れていますが、先生に云わせると日本はまだまだ少ない、普及していない、という現状だといいます。

ホメオパシーというのは実は古くからあるさまざまな養生の知恵とつながっているということです。
実は、熱を出したら布団をかぶる、喉が痛いときにしょうが湯を飲むというように日本人も古来からホメオパシーと同じ、同種療法が優れた療法であることを知り、実践していたのです。
ビワ灸も鍼灸も漢方も全てホメオパシーと同じ同種療法なのだと先生は云われます。

大きく違うのはホメオパシーのレメディーというのが、同種でありながら、物質を希釈震盪し、物質のパターンだけを入れているというところです。
現物質は残っていないから、赤ちゃんも妊婦さんも誰もが安心して用いることができます。
見た目はただの砂糖玉ですが、そこにはきわめて精妙なエネルギーが転写されているのです。

私たちは病気になるとマイナスの感情に支配され、自分の自己治癒力を忘れがちです。
体が一生懸命やること、鼻水も耳垂れも下痢も嘔吐も涙さえも、促進する、私たちの体の自己治癒力は悪いようにはしませんよ、という先生の言葉は力強く響きました。
痛みの中に透過してゆくことが大切であり、自分の中の内なる戦争をまず解決しない限りは外の戦争はなくなりませんよ、という言葉がさらに胸に迫りました。

病気はこれまでの自分の生き方がこれ以上通用しないことを知る、軌道修正の意味を持つものなのだと気づくことが大切なのだとあらためて思いました。
病気を通じて、人はひと回りもふた回りも成長する、そして自分の治癒力がしっかりと発動するように向けてゆかねばならない。
ホメオパシーはただ私たちの自然治癒力を触発することを助けてくれるもので、治すのは自分自身の力なのです。
ネイチュミアという岩塩のレメディーを例に上げて、先生は泣く事がいかに大切で必要な事かを病気にかかられた男性のエピソードを交えてわかりやすく話して下さいました。
今まで内部で抑圧されていたものが身体面での排出となりあわられてきたり、忘れていた悲しみがわき起こってきたりというように、今までの生き方をみつめ治すことで人生の苦は人を大きく成長させるのだと気づかされました。

私たちは子どもの頃から抑圧されることの方が多いものだとこの頃、痛感しています。
子どもを持ち育てていると、親としての自分の未解決な問題に子どもが引き合わせてくれることが多々あります。
子どもたちの未来を豊かにしてゆくために私たちはもう一度自分の子ども時代を生き直す必要があるように思えます。
子どもたちは今、いろいろな角度からみて自然に、健やかに育つことからはほど遠い環境の中に生きています。
私たち母親は直感的に子どもに薬はやりたくない、と感じてはいるものの、意識的に予防接
種となると、まだまだ勉強が必要です。
由井先生は予防接種に対するアプローチを確立され、結果を出されている。
私もDVD上映会などで実際に予防接種の影響を受けた子どもたちがホメオパシーで治ってゆく様子を大変感慨深く見させていただきました。
子どもを守るためにうったワクチンなのに、子どもに悪影響がある、とわかった時のショックは大きかったです。

けれどホメオパシーにはそうした予防接種の害を排出してくれるレメディーもあるのです。
そして今年、大きな不安を社会全体に拡げた新型インフルエンザの問題も子どもをいかに病気から守ればいいのかという母親たちの不安をいっそう強くしました。
そんな声に応えるべく、由井先生の新刊、「それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか」が発売されました。
これを読めば、インフルエンザにかかることの意味がよく理解でき、インフルエンザにかかることの危険よりもワクチンを打つことや、不用意に解熱剤やタミフルを飲ませることの危険性の方がはるかの大きいことが理解できます。

「インフルエンザにはしっかりかかりましょう。子どものかかる病気は親からもらった老廃物をしっかり出しながら立派な体を作ってゆくために必要なのです。」由井先生はいろいろな子どもたちを見ながら、子どもたちのSOSを真近で受け止めながら、予防接種、それから医薬品の害が同種でなければヒットしないことが手にとるようにわかるからこそ、語気を強めて繰り返されているのです。
こんな方はなかなかいない、ここまでの確信と覚悟を持たれて、使命に動かされている方から溢れ出る言葉は真の愛だと私たちにもはっきりと伝わってくるのでした。
私自身も我が子のかかる病気はこの子の成長のために必要なのだと身をもって体感できています。

一番大切なのは土壌をしっかりきれいにすること。
先生は自らインフルエンザにかかった経験を振り返り、しっかり養生できて、デトックスできてよかったと笑顔で話されました。
さまざまな病気にたいして由井先生が具体的なアプローチをあらわし、いろいろな角度からわかりやすく道を示してきて下さったきたことで私たちの中の、病気=怖い、の構図が、自分で治す、しっかり心と身体を浄化する、自分の生き方を見つめ直すという方向へと向かい始めたのではないでしょうか。
この事は人間が自分の奥底の能力を信じることにつながるし、この時代を思えば大変に必要で、大きな変革につながる道筋だと確信します。

現代医学を凌駕したホメオパシーの必要性はますます高まってゆくことでしょう。
日本はこのままでは半病人の国になると気づき、行動している由井先生のような先駆者の方々のおかげで序々に私たちは目覚めは加速させられています。
私たちはホメオパシーや自然薬を活用し、本当の自分らしさを取り戻すことで、自分への愛を思い出すことができるでしょうか。
2012年という大きな節目を目前にし、新しい宇宙意識でつながる未来をどのような意識で迎えるかはひとりひとりの生き方に関わっています。

言葉熱く語られた由井先生の数々のメッセージが心に残ります。
「一生懸命その日を生きようよ、そして最後に喜んで生き抜いたね、愉しかったね、といいな
がら全うできる生を生きましょうよ。これからは大きく霊的に飛躍する世の中がやってきます。自我の執着だけでは生きられない時代に来ています。そのものが、そのものらしく、大根は大根らしく、犬は犬らしく、人間は人間らしく!一生懸命この人生を生きてください。」

「愛に満ちた精神は偉大な治療家である」とはルドルフ シュタイナーの言葉です。

 由井先生に新しい時代に生きるためのいくつものヒントを与えられたように思えました。
温かなぬくもりに満ちた先生との語らいの時間は私にはかけがえのないギフトでした。
強く、優しく、美しく、そしておおらかな人間味溢れる由井先生の存在感、誠あふれる言葉と笑顔は忘れられません。
私たちも使命をあらたに生き抜こうと決意させられました。
今年1年の不思議な巡り合わせに心からの感謝を覚えずにいられません。
レメディーで浄化が促されたこと、自分自身の霊的な在り方を再認識させられたこと、多くの方々
と魂での深い交流ができたことは幸せでした。  


(コーディネーター トラークル 藤原 美弥子)


・ホメオパシージャパンhp →
http://www.homoeopathy.co.jp/index.html

・カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシーhp→
http://www.homoeopathy.ac/01profile/features.php


・北九州でのDVD上映会/相談会の予定
  ●由井寅子先生DVD上映会/2010,1,24(日)
    「はじめてのホメオパシー 症状はありがたい」の予定
     時間:13:30~
     会費:とらのこ会員 トラークル会員 \1500
一 般    \2000
場所:トラークルハウス
     お問合せ:093.963.1417
     
●相談会/2010,1,23(土),24(日) (予約ほぼ一杯です。)
場所:トラークルハウス
     お問合せ:093.963.1417

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TRAKL Haus(トラークルハウス / 植物・ハーブ・シュタイナー関連)
     http://www.trakl.net           
     mail to: haus@trakl.net
    blog→http://trakl.exblog.jp/
    〒802 0971
    福岡県北九州市小倉南区守恒本町1ー3ー21 1f
    TEL&FAX 093.963.1417  美容サロンTEL &FAX 093.963.1096
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最終更新日  2009年12月26日 18時02分49秒
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