鳩山政権は、もっと堂々といくべきだ
本来、ジャーナリズムがもつべき在野精神満開の産經新聞だが、きょうの新聞でも基地移転で「米大使激怒」とやっている。はっきりいって普天間移転は米国にとってさほどの大きな問題でもない。ここでも前に書いたが、45メートルのヘリ基地を用意すればというのが米国の本音だった。それを、そんなそんなとコウキョウジギョウのための移設をぶちあげたのが自民党政権で、「そんなに言うなら」と受け入れたのがアメリカだったわけだ。だから、この基地がどうこうというのは、日米関係に亀裂がはいるような代物ではないのだ。要は、鳩山政権が明確なスタンスを示していないことが、カギだとおもうんだよね。国外移転なら国外移転で閣内をまとめ、そういう方向に話をすすめればいいだけの話じゃないかなあ。いまのままだと、どっちにいくか、ふらふら状態でみえないんだもの。そういう意味でのいらつきはあると思う。そういう意味で、もうすこし、鳩山さんにはリーダーシップを期待したいなあ。