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カテゴリ:マスコミの悪影響
お笑い30年史を書くつもりではなかったのに、お笑い中心になってしまいました。しつこい性格なので、この「狂騒するマスメディア」シリーズ、<10>を迎えました。なんとかお笑い史は現代にまで到達しましたので、もう少し話を深めていければと思います。 <8>に寄せていただいたHANAKOさんのコメントを引用します。 >海外で子供と接していると、こちらの子供はすごく純粋で子供らしいと感じます。 他国の状況は個々に違うと思いますので、正確に全体像を把握することは困難です。ただ、このコメントを読む限り、日本と同じ様ではない国や地域は多いのではないかと思います。 いじりいじられボケツッコムという日常化してしまった感のある日本のコミュニケーションはある意味では高度であると思います。建前と本音と虚と実を織り交ぜながら相手との距離、場の空気を読んで出方を探ると言うのはけっこう難しい技術でしょう。それができないとはじかれるという現実もあります。 HANAKOさんのコメントにあるような「いじられると本気で泣いたり驚いたり」する子供たちと日本の子供たちのどちらがまともなのでしょうか。単純、純粋に育っている海外の子供たちを見ていると、本来子供と言うのは、こんな姿なんだと思い知らされることがあります。日本の子供たちがいかに異常な環境で育ち、異常なTVを見続けて育っているかを実感させられます。 国や地域によってはドラえもんやクレヨンしんちゃん等の日本アニメを受け入れがたいと感じているそうです。 他力本願(都合の良いマシンが提供される)でいつまでも成長しないのびたや下品なしんちゃんをあまり疑いもなく子供に見せてしまうことはどうなのかと考えてしまいます。 暴力シーンや殺人場面にしても、いどれだけ見せられるのでしょう。TVだけではなく、マンガや雑誌も酷いです。変質的な人物像を描くドラマに、興味本位のニュース解説。 次の自民党総裁も当選直後はちやほや持ち上げといて、弱ってくるときっとまたドブにでも落とすような報道をするつもりなんでしょう。 これでいいのか? いいわけはない。間違っています。
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